寒さに対応するためには、
①熱を逃がさない
②体温を上げることが大切です。
前回は、熱を逃がさないことについて、
書いてみました。
今回は、
体温を上げることについて、
書いてみようと思います。
*****
低体温である、冷え性であることは、
人それぞれに原因があり、
改善方法も異なりますので、
今回は、そこには触れずに書いていきます。
体温が上がった経験を思い出していただくと、
サウナやお風呂、夏の気温の高い日など、
外から温められる状況を、
思い出されるのではないでしょうか?
または、スポーツやランニングをしていて、
体温が上がるのを感じられたことが、
あるのではないでしょうか?
後者は、筋肉を使っています。
体温を上げるための大切なポイント
になるのです。
定期的に、適度な運動をしていると、
少しずつ筋肉が増えて、
熱を生み出す量も増えていきます。
(長期的な計画が必要)
そして、その筋肉に、
伸び縮みできる弾力があり、
関節から大きく動けることが大切です。
筋肉を大きく伸び縮みさせ、
関節から大きくることができると、
ゆっくり優しく動いているのに、
体温が上がっていくことを、
感じていただけます。
おすすめを、5つ貼っておきます!
これらの動きが苦手な方は、
普段からもカラダを小さく動かしていて、
体温を上げる機会を失っていると考えます。
体温を上げることができるカラダ作りとしては、
動的なストレッチやエクササイズ、
筋肉量を増やす筋トレがおすすめです。
そして、日常の中でも、
まるでストレッチや筋トレのように、
関節から大きく動いて、
筋肉を伸び縮みさせてくださいね!
カラダがポカポカ温まってきますよ!
また、呼吸を深くすることからも、
体温を上げることが可能です。
動けないときに、「温まりたい」なら、
呼吸法を利用してくださいね。
深呼吸エクササイズで、
呼吸しやすいカラダにしておくのが、
おすすめです!
カラダが硬くて、姿勢が悪くなって、
呼吸が浅くなっている方が多いようです。
正しい姿勢をとっていただき、
肋骨を前・横・後ろの四方向から、
引き締めるように、
鼻から息を吐いていきます。
同時に、お腹・横腹・腰の四方向から、
引き締めるように、息を吐いていきます。
息を吐くときに、
前屈みになる癖を、よく見掛けます。
姿勢は、崩さないように気をつけてくださいね。
また、息を吸うときも鼻から、
肋骨は四方向へ膨らませます。
自然に、肋骨とお腹の境目にある、
横隔膜も動いて、深い呼吸になっていきます。
息を吸うときに、
お腹やみぞおちを前に押し出す癖を、
よく見掛けます。
背中や腰が反るので、気をつけてくださいね。
呼吸法は、様々ありますが、
今回は、筋肉の伸び縮みが大きく、
肋骨という関節が大きく動く呼吸法を、
ご紹介してみました。
カラダを動かせば温かくなるのは、
当たり前のこと!
ぜひ、試してみてくださいね。
機能美カラダメソッド 松本寛子