今日は埼玉県浦和市で講演会をしてきました。

埼玉県は地元なので、埼京線や湘南新宿ラインを使って埼玉に向かうと懐かしくてワクワクしてしまいます。

 

今回は対面とオンラインの併用講演。

これはなかなか慣れません。

今日は圧倒的にオンラインの人数の方が多かったので会場はなんとなくシ~ンとしているし・・・。

パネルディスカッションも、オンライン参加の先生が半分で、直接やり取りしたかったなと思いました。

 

テーマは「流域治水」

気候変動を背景に豪雨災害が激甚化しているなか、水害対策を大きく転換し、流域全体で組み合わせて対策するのが「流域治水」です。

流域を知る、地形を知る、というのは災害と向き合うのに一番大切な要素な気がします。

討論中に印象的だったのは、

氾濫を起こすのは「地形」と「生態系」

そこに生活圏が関わって災害が発生するということなので、これを調整しなければならないということ。

流域教育や流域地図の必要性も感じました。

 

気候変動問題では脱炭素ばかりが注目されているけれど、流域治水など水循環を考えるのも大事なテーマです。