毎日暑いですね~

コロナ禍で何となく忘れさられた感じがありますが、猛烈な暑さの中東京オリンピックのマラソン会場をどこにするのか問題・・・。

札幌に決まりましたが、今年は北海道各地が記録的に暑く、レースへの影響が気になるところです。

今日は34.2℃まで上がり、あすは33℃予想。

明日7時からのスタートですが、午前9時すぎには30℃近くまで上がる予想です。

どんなレースになるのか、注目です。

 

気候科学を分析しているClimate Centralも、前回の東京オリンピック(1964年)に比べて東京の気温が上がっていることや、35℃以上の猛暑日が増えていることも指摘しています。

 

https://medialibrary.climatecentral.org/resources/climate-change-the-olympics-competing-with-heat

 

もうひとつ気になるのは、オリンピック開催に伴って排出されるCO2。

インフラ整備や人の輸送に伴って多くのCO2が排出されることが予想されていますが、

地球温暖化対策を議論する脱炭素ワーキンググループ」の発表(2018年)では

今回の東京オンピックでは301万トンの排出量が予想され、ロンドン大会の345万トンを下回るとしていました。

前回の東京オリンピック時(1964年)は東海道新幹線や地下鉄、首都高速道路など多数のインフラが整備され、日本の戦後復興、高度経済成長を印象付けることとなりました一が、方で、大気汚染や水質汚濁などの公害被害が広がり、その後は環境問題が深刻になっていきました。

 

今大会は、日本政府が2050年までにCO2排出量を実質ゼロを目指すことを発表するなど、気候変動対策についての施策も大きく進もうという最中であり、前回大会とは真逆の状況です。オリンピック時のCO2排出量は主に建設、運営、観客で構成されますが、コロナ禍になり、観客に計算されていた分は大幅に減るのでしょうか。

今大会は特殊ではありますが、CO2排出量についても結果に注目したいと思います。