「テレビでCMしてる森〇〇子さんの、クリップで止めないウィッグって簡単だし、良さそうじゃない?」
ってけっこうお客様から聞きます。
「だって、パッチンってするところが痛くなっちゃうし、クリップのとこの頭皮に負担がかかりそうだし…」
「風に吹かれても大丈夫そうじゃない?」
ってみんな言います
そして、実際に試着に行かれたお客様もかなりいらっしゃいます。
だけど、買ってないの
もちろん、金額的に70万を超えてくるとさすがに高いよね~ってなるっていうのはあるけど、
実は、理由がそこじゃないの。
うちにいらっしゃるお客様って、ほぼ「薄毛」でご相談の方ばっかり。
毛が細い、頭頂部の毛が少なくて透けて見えちゃう、っていう人ばっかり。
そういう方が、クリップで止めないウィッグをつけるとどうなるか?
とまんないじゃん!
っていうか、痛いし~!
という状態になります
「クリップピン」の代わりに、
わかりやすく言うと、マジックテープの足の長い鍵フック状態の方がパーツとしてついてて、そこに自分の髪の毛を絡ませて固定する、っていう仕組みです。
だから、絡ませる髪の毛が十分にない場合はそもそも固定できない。
髪の毛の量が少ないから厚みもないので、もにょもにょって絡ませたと思ったら、頭皮に刺さって痛い…
ダメじゃん
ってなるんです。
この技術って最近開発されたように思われてるけど、実は昔っからあって、数年前に大手でオーダーで作られたウィッグにも後ろ側にそのパーツがついてることもあります。
でも、「そのパーツ、痛いから取った」とかはよく聞きます。
また、髪の毛に絡ませてとめる仕組みなので、ウィッグの毛も絡んでえらいことになる場合もあります。
もう、団子状態
試しに実験したウィッグが大変な状態に
簡単に言うと、あのウィッグはもともと毛量があって、お洒落のためにウィッグつける方向けなんでしょうね。
そのあたりはCMでも、ほかの広告でも言ってないから誤解が生まれちゃうのかも。
なので、薄毛さんにはクリップピンでとめるウィッグの方が安定してとめられるので安心なんですよ。
同じところばっかりにピンをつけるのに不安がある人は、ピンの位置をずらせるようにカスタムも可能です
小さいピンにするっていう方法もあるし。
髪質も毛量も一人一人違うので、「絶対」はありません。
まずはやってみて、こうしたほうがいいかな?ああしたほうがいいかな?って常に研究してもらうと、自分にピッタリになってきますよ
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