大変ご無沙汰しております。
前回が8月末ということでなんと2ヶ月以上も放置していたわけですが、至って元気にしております✨
9月までは本当にやる気も気力もなかったんですが(魔の6ヶ月😱)、10月になったら完全復活してまして😅
元気になりすぎて楽しいことが増えすぎて、アタマが追いつかない状態でしたね〜🤣
「これについて書こう!」と思ってたら途端に新しい情報が入ってそっちにシフトして忘れて・・・というのがエンドレスで続いてく感じ。
ジョジョアニメ展にも行ったし✨国宝法隆寺展も観に行ったし、ロードオブザリング三部作IMAX上映もコンプしたし、いろんな作品読んだり観たり、会いたかった人に会えたりして。
たくさん書きたいことはあるのだけど、ほんっと追いつきません💦
しかし!
これはやはり書いておかねば!というのが「チェンソーマン」でございます!
10月からいよいよ始まったアニメ版「チェンソーマン」、原作ガチファンの私が観てないわけないじゃあないですかッ😆
スタート前から期待度MAXだったし、エンディングに毎回違うアーティストを起用するという斬新な試みとか予告映像のクオリティの高さに度肝を抜かれたりして放送を心待ちにしていたわけで。
そして現在6話まで終了し、折り返し地点まで来ました!
それで感想はどうなのかというところなんですけど、作画のクオリティもすごいし、いいんじゃあないでしょうかってところです✨
正直言ってしまえば原作の持つ乾いたユーモア、テンポの速さ、印象的な構図、そして「バカっぽさ」っていうのが大いに足りないとは思いますが、「チェンソーマン」は全てにおいて規格外でチャレンジな作品なわけで、それをMAPPAが「実写的な表現に主軸をおいて制作する」というアニメ的にもチャレンジャー姿勢で作っているのだから文句は言わないでおきたいのです。
また違った角度から表現した別作品としての「チェンソーマン」という感じ。
しかし何よりも面白いのが音楽、特にエンディング合戦であります!!😆
実のところあまり期待してなかったんだけど、これがとにかく良い!!
OPが米津玄師さんだったのはやっぱりメジャー路線で来たかと若干がっかりだったけど(しかもKG常田起用だし)、思った以上に良かった上にアニメーションが作品のテイストばっちしで好きすぎて何度もリピートしましたね〜✨
米津さん版のMVもサイコーに面白いのでそちらもチェックしてみて下さい!
様々な作品のオマージュてんこ盛りのOP。本編より原作っぽく感じる楽しい作りとなっている。
このOPのオマージュの元ネタについては藤本タツキ先生のフェイバリット映画(セルフオマージュもあり)を主に実にコミカルに作られていて、音とも非常に上手くマッチしてるんですよ。
ホラー映画は観ないけど「パルプフィクション」「ビッグリボウスキ」は好きだったから嬉しかったなあ〜✨
元ネタについてはいろんな方が動画や考察などであげてますが、サクッと紹介してくれてるこちらの動画がわかりやすいので貼っときます☺️
このほかロイコクロリディウムに寄生されたカタツムリをデンジに食べさせようとするマキマとか細かい伏線を匂わせるところも秀逸。
これだけのオマージュの元ネタを見つけるのがすごい😆「さよなら絵梨」のとこしかわからんかった😅
そしてエンディングですが、12話毎回アーティストも映像も変えるという実験的なものになっていて、そのラインナップは↓
Vaundy・ずっと真夜中でいいのに。・マキシマム ザ ホルモン・TOOBOE・shudou・Kanaria・Eve ・女王蜂・ano・Aimer・PEOPLE 1・TK from 凛として時雨
ホルモンとEveさん、Aimerさん以外全く知らず(女王蜂と凛として時雨は名前だけ)予測すら出来ないのがまた面白い!
世間的には人気のあるアーティストさんばかりらしいのであと6曲も楽しみ✨
先入観がない方がかえって良いかもしれないなあ。
さて、6話まできて6曲出そろったわけですが、その内訳はこちら。
- Vaundy / CHAINSAW BLOOD
- ずっと真夜中でいいのに。/ 残機
- マキシマム ザ ホルモン / 刃渡り2億センチ
- TOOBOE / 錠剤
- shudou / インザバックルーム
- Kanaria / 大脳的なランデブー
曲の転調もすごいがアニメーションもブッ飛んでて最高。色彩とかサイケなポチタとか好きすぎる😆
ホルモンはオファーが来る前から勝手に(笑)この曲作ってたらしく、そのチェンソーマン愛も素晴らしい!
それと「生き場のない血呑み子」って歌詞がもう秀逸すぎるし、間に入る「コン👌」の破壊力といったら!!😆
曲の流れにおいても全くセオリー通りではない、それこそまさに「チェンソーマン」的クレイジーさで面白かった✨
これ早くフルで配信してほしいなあ〜
曲だけでダントツ好きなのはホルモンだったけど、アニメーションがあってこそ楽曲が生きていて良かったのが4話のTOOBOE、5話のshudouさんでした。
4話はパワー回だったからパワ子メインのEDでカワイすぎてヤバかったです😆
この4話のEDを担当されたcoalowl(コールアウル)さんのイラストとセンスが良すぎて、Twitterフォローしちゃいました💖
クオリティ激ヤバな二次創作MMDのような4話ED。コスプレパワ子とパロディが楽しい。
曲もレトロなゲーム音楽っぽいのがアニメーションに合っていて妙にクセになる感じが良いですねえ。
ただこの曲の本家MVは非常に残酷なストーリーのアニメだったので私はこの平和なパワ子のEDだけを見ようと思います・・・
そしてここ最近リピートしまくってるのが5話ED、shudouさんの「インザバックルーム」です。
このEDのアニメーションがとにかく素晴らしい上に曲のほんのりホラーっぽい感じが、8階から出られないデンジたちのシチュエーションにすごく合っていてまた良いのです😆
アニメの作りだけで言えばこの5話が今のところダントツです!!✨
エッシャーの絵がモチーフになってたり、アート的な作りが不気味で美しい5話ED。テーマはループ。
ループする8階と、落ちたら出られないと言われる「The backrooms」というインターネットミームが掛け合わされていてうまいなあという感じ。
そしてとにかく作画の素晴らしさと、本編の内容を示唆するような印象的なモチーフの描き方がすごくて鳥肌が立ちそうでした😱
何体も出てくる「馬」が黙示録の四騎士を表現しているとも言われてますが、個人的にはマイブリッジの「動く馬」という世界初の映画が元ネタな気がします。(向きは逆だけど)
その4体の馬はこちら↓
- 最初の黒い馬はダ・ヴィンチの馬っぽい。(彫刻や測定図などより)
最後に出てくる絵が馬と重なるところが測定スケッチに似ている。
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ピンクの馬はおそらくユニコーン、その凶暴性から悪魔の象徴とも言われることがあるらしい。人形の悪魔とも取れるが展開的にまだ先だからどうだろう?
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ケンタウロスのような弓矢を持った白い女性の馬は、支配の悪魔か姫野の象徴か。(髪から見ると姫野っぽい)
最後に銃口が向けられるところはどっちもアリなんだけど。
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赤い首のない馬(?)は血の魔人のパワーかなと。(首がないのはパワーがいつも動物の首から血を吸うことから)
重なる目のアップは完全にパワーで、足が6本あるのは11巻のパワーが腕4本足2本になってるところからか。この円の周りをパワ子が歩いてるから多分そうかなと思います。
そして最後に出てくる馬は「銃の悪魔」の象徴。
体に銃がくっついていて尾は弾丸ベルトの形状。
アップになった顔には指がびっしりついており、鼻が銃口となっている。
背景は銃が行く先を吹き飛ばしていく様を表してるように見えます。
この造形がおそろしく素晴らしくて感動してしまいました✨
このカットの後、螺旋階段を降りていくアキと銃の悪魔が吹っ飛ばした瓦礫が中心から出てくる映像に重なるのも神すぎて!(語彙力)
「銃の悪魔」の馬。よく見ると体にはびっしり目もついている。指が目を作っているのがおぞましい。
エッシャー的表現のチェンソーマンとアキの階段、ホロツィウスのピエタオマージュのマキマの絵。
ちなみに1話のVaundyもめちゃめちゃ良かったです!!
なのになぜ入ってないかというと、映画のような真っ黒な画面にクレジットだけが流れるオンエア時の映像が最高だったのに、UPされてないからなんです。
MAPPAさん、ノンクレジット版(1話のアニメダイジェスト映像付(グロ多し))しか上げてくれてないんですよね・・・😭
クレジット版の方が藤本タツキ!って感じがして良かったんだけどなあ〜
あ、2・6話のEDが好きじゃないわけじゃないんですけど、チェンソーマンの音楽は男性の声の方がしっくりくる気がするだけのことです😅
あとは映像のインパクトかな。
こればっかりは好き好きなんでご容赦下さい🙏
このあと残り6話も楽しみですね〜✨
ジョジョ6部の最終シーズンもいよいよ来月!と思ってたらなんと!5話EDに5部のオマージュが入ってて狂喜しましたッ😆
パワ子がディアボロくんみたいになってていやあ和みましたよ😂
先月行ったジョジョアニメ展〜ジョジョワールド2〜ジョジョBAR(パール・ジャムさん)のレポートは近々書きたいなと思っております✨
もう1ヶ月弱経っちゃったけど・・・😅
ま、マイペースでやってるので気長にお待ち下さいね〜
パワ子版ゴールドエクスペリエンスレクイエム🤣真実にたどり着くことは永遠にないッ(これもループ)