前回からもう半月も経ったんですね〜

ぼおっとしてるうちにもう今年も残すところ2週間切りました。

一年あっという間!

 

 

無限列車編はとうとう大台に乗って煉獄さん300億の男になりました!

やったあ〜😆✨

千と千尋の神隠しを抜いたと思いきや、まさかの再上映分乗せてきたのであともうちょっとのところです。

ここまできたらもう時間の問題でしょう!

10月16日の封切りからもう2ヶ月、ロングラン確実だけどいつまで上映続くかな?

海外上映分入れたらどこまで化けるんだ・・・😱

 

 

さて、今月4日鬼滅の刃最終巻23巻が発売となりました。

しかもこの日の朝刊、全国紙5紙(読売・朝日・毎日・産経・日経)に15人のキャラクターがそれぞれの名言とともに各一面を飾り、吾峠先生のメッセージも掲載されて全国で大騒ぎに。

うちはローカル紙なので出勤前に日経買いました笑

 

 

日経には煉獄さん、伊黒さん、蜜璃ちゃんが載っていて、しかもおばみつは一枚続きだったという神設定!

そして300億の日本経済を回す男、煉獄さんをチョイスするとは、日経さんわかってらっしゃいます✨

 

 一枚抜いたら二人が並ぶという粋な計らい

 

 

煉獄さんは7巻の「こんばんは煉獄さん」の扉絵でした。

藤の花が似合う・・・

 

 

 

作者の吾峠先生のメッセージも一面に掲載されており、読者への感謝の言葉が今回も美しい言葉で綴られておりました。

吾峠先生って全巻のコミックス表紙裏のコメントがどれも感謝の言葉なんですよね。

言葉の選び方、物語の奥に見える核の部分が本当に美しいなと思ってましたが、それはきっと吾峠先生の心のあらわれなのでしょう。

 

 

そしてこのコピー。

夜は明ける。想いは不滅。

これって鬼滅の話だけじゃなく、今のこの世界へのメッセージでもあると思うのです。

このコロナ禍の不遇の2020年だからこその秀逸なコピーだと思います。

この言葉に救われた人、けっこういるんじゃないかな。

 

 

さて23巻ですが、Amazonで予約受付が始まってすぐ予約したから安心してたのに、前日確認したら届くのが7日になってまして・・・😱

さすがに三日遅れはないな、どうしようと思っていたら、発売日当日近所のコーチャンフォーに在庫ありだったので車走らせて買いに行きました!(当然Amazonはキャンセル)

 

 

しかもこの日貸してた鬼滅全巻が返ってきて大荷物だったので、カーシェアで車借りてゲット、その後バス乗るのめんどくてタクシーに乗ったという笑

一冊買うのにどんだけかけてんだって話ですが💦

 

 

かなり広いお店なのに、レジ列がなんと書籍コーナーの一番奥まで延びていて、

しかもほとんどの人が23巻を持っていた!すごすぎ・・・

会計まで10分ほど並んだけどあっさり買えてほんと良かった!

街中の書店では売切続出でした。

 

 

 外伝は後日Amazonから届きました
 

 

でも時間とお金(笑)をかけてまで買いに行って本当に良かった!と23巻読み終わってから心から思いました。

それほどまでに素晴らしい完結巻。

204・205話でカットされたところ、そして書き下ろし。

ジャンプ掲載分だけでも満足だったけど、23巻でもう感無量・・・

 

 

204話では竈門兄妹が家族のお墓に手を合わせるシーン、善逸、伊之助との家でのやりとり、生存キャラのその後が、205話では炭彦のモノローグが追加になってます。

特に205話では現代ではなぜ鬼が転生してないのかのヒントが語られていて、なるほどなあと。

 

 

そして書き下ろし!

現代版のキャラクター相関図、炭治郎たちのその後の風景が見開きで描かれているものと、ラスト8ページ・・・

このラスト8ページがとにかく美しくて、素晴らしくて、何度読み返しても涙が止まらず、この作品にこの人生で出逢えたことに心から感謝しました。

 

 

このラストのモノローグ、誰が誰に向けて書いたのものなのかという考察がいろいろあるようですが、ここは心で受け取るものなので考察はいらないかなと思います。

登場人物からの言葉(遺書)でもあるし、吾峠先生の言葉(キャラクターへの、そして読者への)でもあるでしょうし、人それぞれ受け取り方も様々でいいんじゃないかと。

 

 

あとがきがきの言葉も深いし、表紙カバーを外した裏の絵がまたグッときます。

炭治郎の耳飾りの太陽の絵に桜🌸が咲いてるんですよね。(1巻は太陽だけ)

1巻と23巻は表紙絵だけでなく裏表紙まで対比が見事になされててこれまた感無量!

この後何回も全巻読み返しました。

 

 

↑1巻(左)と23巻(右)↑
 

 

そして最終巻と同時発売だったスピンオフの鬼滅の刃外伝。

作画が吾峠先生ではないのでどうかなと思ってましたがなかなか楽しめました。

義勇さんとしのぶさんの話も入っていたし!

煉獄さんのお話はラストが滲みいる感じで切ないのですが美しかったですね。

継子時代の蜜璃ちゃんとの関係もいい感じだったし、わっしょいも入ってた〜🍠

 

 

このスピンオフで個人的に面白かったのは、煉獄さんと炭治郎が似たものとして描かれていたこと。

直接的ではないけど、本編読み込んでる方ならピンとくると思います。


  • 真面目だけどどこかズレている(外伝ではしのぶさんに、本編では鼓屋敷で正吉くんたちにそれぞれ思われてる)
  • 柱合会議で実弥に絡まれる(そして動じない🤣煉獄さんは攻撃を受け切り、炭治郎は頭突きをお見舞い)
  • 戦いにおいて決して諦めない
  • 長男であり良き兄

 

これにおいては煉獄零巻でワニ先生も煉獄さんのことを「主人公(炭治郎)のようだ」と書いていたように、意図的なんだろうなと思います。

吾峠先生監修だし。

そう考えると、23巻の裏表紙の太陽と桜も含みがあるのかなと思ったりして。

 

 

耳飾りの太陽は炭治郎を表しています。

そして桜は物語の始まりが冬(鬼との戦い)だったのがやっと春(勝利)を迎えたこと、または花の呼吸の桜=カナヲとも取れるのです。

そして桜はもう一人の人物をも指してるんですよね。

それが煉獄さんです。

 

 

煉獄さんの出身地は現在の桜の名所、世田谷区桜新町。(設定では駒沢村)

今回の煉獄外伝の後編の扉絵はお花見風景、そしてラストには桜の花びらと煉獄さんのシルエット、炎柱の羽織が描かれています。

誕生花は菖蒲ですがイメージは桜みたいですね。

 

 

本編において、炭治郎と煉獄さんが一緒にいるのって実はたった一晩だけなんです。

なのにその後の炭治郎の心の支えになるほど影響力が大きいんですよね。



呼吸で破れた血管を止血するシーン、あそこでの

煉獄さんの言葉で炭治郎はなにかを感じてるんですよね、まったく語られてないけど。

もしかしたら自分と似た匂いを感じたのかもしれないななんてちょっと思いました。



これって前回考察で書いたバトンを渡す渡されるということもあるし、二人の性質が非常に似たものとして描かれているというのもあると思います。

兄弟や家族の絆にかなり重点をおいてる作品なので、魂的兄弟みたいなものなのかもしれません。(火の属性🔥というのも同じだし)

 

 

なので鬼がいなくなった現代世界において、今世では長男でなくなった炭治郎の子孫・炭彦と、今世は父との関係も良好であろう煉獄家の子孫・桃寿郎が同年代の友達だということはものすごく感慨深いのです。

やっとしがらみのない平和な世界で普通に生きることができるんだもの。



しかも「夢中になったら何も聞こえなくなる」ところも同じらしいし(笑)

なので、太陽(炭治郎=炭彦)と桜(煉獄さん=桃寿郎)が同じ今を生きることができる平和な現代になったよっていう意味も多少あるんじゃないかな、あって欲しいなという感じです🌸

 

 

 現代でもこの髪色の煉獄さん(桃寿郎くん)
 
 
コミックス8巻の裏表紙は炎柱の模様と月が描かれてるので、もしかしたらこちらも対比になってるのかもしれません。
何しろ鬼滅って細部に至るまで設定が深いのであながちないとも言い切れないんですよね〜😅
 
 
↑8巻(左)と23巻(右)↑

 

ジャンプで最終回を読んだ方はぜひ23巻もお読みください。

それだけの感動と満足感があります。(号泣必至)

最後の最後にカーテンコールをしてくれたような印象でした。

吾峠先生にはこんなに素晴らしい作品を贈ってくださって感謝しかないです。

心からありがとうとお伝えしたい!

 

外伝あとがきの煉獄さんと義勇さん。(ワニ先生画)
義勇さんを無理に笑わせる煉獄さんの圧がすごい🤣
 
 
本日夜18時59分~21時14分からフジテレビ系で
鬼滅の刃 柱合会議・蝶屋敷編」が放送されるそうです。
映画の手前までのお話なのでぜひご覧の上、無限列車編にご乗車を!