いよいよ12月になりましたね。

師走という割に今年は静かで変な感じだけど・・・

 

 

さて、鬼滅シリーズも第三回となりました!

 (前回の考察はこちら → 其の弐 古事記編 )

前回は鬼滅のベースが日本神話であり、各キャラクターがそれぞれ神に対応しているという話を書きました。

鬼滅と古事記の繋がりについてはけっこう語られているので知ってる人も多いと思いますが、細かいところに関してはあくまでも個人の見解なのでご容赦ください💦

特にしのぶさんとカナヲに関しては確信がないので突っ込まれると厳しいです・・

(しのぶさんは薬神、カナヲは花の呼吸から考察しました)

 

 

そしていよいよみんなの兄貴、炎柱🔥煉獄杏寿郎のターンでございます!

最推しなのでなんだか妙に力が入りますが、無限列車編でのよもや言うまでもないカッコよさでぶっちぎりの人気を誇るキャラクターです✨

 

 

しかしなぜ前回の古事記編に彼の名前が出てこなかったのか? 

単純に言えば、対応する神が見当たらなかったからです。

火の神はカグツチ(竈門炭治郎)で、このほかに火や炎の神はいないんですよね。

では煉獄杏寿郎とはいったいどういう設定の人物なのでしょう。

 

 

私が一番先に気になったのは煉獄さんの容姿でした。

コミック6巻の柱合会議で初めて柱が勢揃いするところ、煉獄さんだけなぜか妙に異人感があるんですよね。眉毛だけは立派な日本男児なんだけど。

 

 

 

 

設定も由緒正しい武士の家系で、趣味も歌舞伎や相撲鑑賞(公式ファンブックより)

だというし、サツマイモ🍠好きだし笑、歌舞伎の獅子をモデルにしてるところもあるし(無限列車では見栄を切るシーンあり)どこををどうとっても日本人って感じなのですが、目の中も金と赤だしアップになると人外感もあって。

 

 

           歌舞伎の獅子

 

そして煉獄という苗字です。

この煉獄という言葉はカトリック教で説く、

天国と地獄との間にある場所を差し、死者の霊が天国に入る前に火によって罪を清められる所のこと。

つまりはキリスト教(カトリックのみ)用語なのです。

 

 

それに母の名前が瑠火(るか)。

新約聖書のひとつ、ルカの福音書から取られたものだと思いますが、ルカは初めて聖母マリアの肖像画を描いた人物とも言われており、そのせいか瑠火さんってなんとなくマリア様っぽいんですよね。

じゃあ煉獄さんてキリストなのかというとちょっと違います。

 

 

煉獄さんの名前は杏寿郎(キョウジュロウ)ですが、この杏の部分を音読みで読むと

アンジュロウ。

アンジュ、アンジュロをそれぞれフランス語、イタリア語にすると

ange(仏) angelo(伊)となります。

つまりは天使ですね。

 

 

そう考えていくとあるひとりの天使にたどり着きました。

天使界の中でも一番有名な大天使ミカエルです。

その名前は「神の如き者」という意味で、天使の階級的には下から二番目の大天使でありながら最上位の熾天使であるともされています。

 

 

 

 

燃えさかる剣を持ち、正義と平和を守るため悪と戦う天使ミカエル。

西洋絵画や彫刻では龍(悪魔)を踏む姿で表現されることも多いようです。

また正義の秤で平等に魂を量る煉獄の番人でもあります。

属性は火🔥、色は赤・黄、初期イスラムの伝承によるとサフラン色の髪の毛を持っているとされています。

もういかにも煉獄さんですね!

 

 

また、ミカエルの言葉は聖書にたった一箇所しかないんです。

悪魔に対して放った一言「主がお前を懲らしめてくださるように」

煉獄さんが怒りや感情で鬼と戦わなかった所に通じるような気がします。

ミカエルにはユダヤの民を守るという責務もあったようで、こちらも煉獄さんの弱き物を守るという責務と被ります。

 

 

そして煉獄さんの最期が描かれる「黎明に散る」の表紙絵。

これがどう見ても天使にしか見えないんです。

鎹鴉の羽根が天使の羽根に見えて仕方ない。

 

 

またこの第66話の66という数字。

これ、旧約聖書と新約聖書を足した数なのです。(旧約39+新約27=66巻)

聖書66巻はキリストを表すというし、吾峠先生の設定ほんとすごすぎる・・・

 

 

そして羽織です!!(強調)

柱も炭治郎たちも羽織を着てますが、煉獄さんを除いてみんな「袖ありの羽織」なのです。(悲鳴嶼さんは腕は通してないけど袖あり)

どんなに動いても決して落ちない魔法の羽織(笑)と言われる煉獄さんの羽織って、要はマントなんですよね。袖はない。

 

 

カナヲも袖なしマントなんですけど彼女のにはちゃんと留め具がついてるんです。

でも煉獄さんのにはそれっぽいものは見当たらない。

そして煉獄さんのだけ炎🔥の形にダイカット仕様なんですよね。

裾が炎🔥の形にカットされている。

デザインと言われればそれまでなんですが、あれってやはり天使の羽根を意識してるんじゃないかなって思います。

 

 

しかしなぜ日本神話がベースの話にキリスト教が入ってくるのって話なんですが、いろいろ考えられるけど、ミカエルが日本の守護天使とされていたこともあるだろうし、もしかしたら日ユ同祖論まで絡んでくるのかもしれません。

キリストは日本にいたという話も、三種の神器がユダヤルーツだという話もあるのでその辺はちょっと難しいですね。

 

 

ともかくこの煉獄家は守護を責務としたキリスト教側の守り手なのです。

おそらく継国縁壱が無残を殺していたら煉獄家はその代で終わっていたんじゃないかなと思います、役割的に。

結局討伐失敗で縁壱は鬼殺隊を追放され、日の呼吸を継いだものはことごとく殺され、煉獄家はおそらく火の呼吸を炎の呼吸と言い換えて鬼の手から逃れたのでしょう。

 

 

そこから煉獄さんの代までこの守護が続けられたのは、おそらくですが日の呼吸の使い手(=竈門炭治郎)が登場するのを待っていたから。

弟の千寿郎くんに剣技の才がなかったのは、これ以降鬼を殺す必要がなくなるからだったんです。(鬼殺隊は解散となる)

 

 

柱の中で全23巻中前半で散ってしまうのって煉獄さんだけなんですよね。

他の柱は終盤の無限城戦、無残戦まで生きてるし。

じゃあなんでそんな早くに逝ってしまったのかとなると、炭治郎にバトンを渡すためだったと思います。

無残(イザナミ)を殺せるのってカグツチである炭治郎しかいないんです。

(イザナミはカグツチが生まれた時の火傷がもとで死んでいる)

属性が同じく火だったからというのもあるかもだけど。

 

 

だからこそあんな前半で散ってしまうけれど、煉獄さんの言葉は炭治郎の中に最後まで宿っていて、引き継がれた炎🔥の鍔をつけた郝刀が長い鬼との戦いの幕を引くきっかけとなったわけで。

死後もずっと守護し続けたということですね。

小鉄くんの命も守ったし、本当に尊い人だ・・・

そう思うとしみじみ最終回良かったなあ・・・(この話はまた後日)

 

 

煉獄零巻には煉獄家では妻が懐妊すると観篝(かんかがり)という7日おきに2時間燃える炎🔥を見る儀式をすることで、子供があの独特の髪色になるとありましたが、これには実は痣が出ないコンプレックスゆえの儀式だったんじゃないかという説もあるんです。

妊娠中に火を見ると赤痣のある子が生まれるという言い伝えが本当にあるそうで。

 

 

守護が役目だから、痣者になって早死にしてはいけなかったっていうのが本当のとこだったんじゃないかなとも思いますが。

そういう意味では煉獄さんが炎柱の手記を読まなくて本当に良かったと思います。

慎寿郎さんが息子に読ませたくなくて破ったのかもしれないけど・・・

 

 

余談ですが煉獄家の寿郎、寿郎、寿郎の名前を頭文字を読みでつなぐと

せんきょうし(宣教師)になるんですよね〜

こればっかりは無理があるかもですが😅

今回の考察もあくまでも個人の見解なのでその点ご了承ください🙏

 

 

鬼滅考察はあと一回くらいあるかな?

もしかしたらあるかも(?)

しかし何もかも深くて凄い作品で深掘りしがいがあるったらないな・・・✨

(数秘7冥利😁)

 

 

さてさて本日4日はいよいよ鬼滅の刃23巻発売日!!

とうとう最終巻かと思うと淋しいけどこれで一気読みができるのが嬉しい💓

「幾星霜煌く」って本当に吾峠先生の言葉の選び方は美しくて痺れます。

1巻との絵の対比がまた素晴らしい!

Amazonから届くのはいつになるかな・・・