この勉強をする中で
やはりとても役立つ事が多々書かれていたので
皆さんにもお伝えしたいと思っています。
中身はとても医学的な内容から始まるのだけど
今日は、第一回として、
別冊で送られてきた、
猫飼いにとってとても身近な課題、
愛猫の為の身近な危険回避
を紹介していこうと思います。
【誤飲・誤食】
オモチャ、ビニール紐、ビニール袋、輪ゴム、
クリップなど何でも誤食、誤飲の危険性あり
さらに飼い主が使っている文房具、アクセサリー
なども匂いにつられて飲み込んでしまう危険性あり
使ったものは必ず元の場所に戻す、
さらに猫が開けれない場所に保管して下さい
吐き戻せる時はまだいいですが、
大きさによっては内視鏡や切開手術が必要です
急に食欲がなくなったりと様子がおかしいと
思ったら、かかりつけ医にGOです。
【人間の薬・サプリメント】
これも気になるところ。
私は毎朝数錠の薬を飲んでますが
時々、あっ😱と1粒手から落ちて床に。。
もし猫が飲み込んだら大変!
と、床に這いつくばって拾っています😰
人間の薬は一粒でも猫には用量が過剰で有害。
中でも毒性が強いのは、
アセトアミノフェンを含む風邪薬→肝障害に
解熱鎮痛剤全般→腎障害、胃潰瘍に
また、ダイエット効果があるとされる
α-リポ酸という人用のサプリメントは、
猫が摂取すると、重度の肝障害に
(猫は@-リポ酸を好むので注意⚠️)
体重3kgの猫では1粒でも命の危機です。
誤って食べてしまった時の症状は、
よだれ、異常な興奮、ふらつき、食欲不振など
今のところ解毒剤や特効薬はないので
とにかく飼い主が気をつける事!
@-リポ酸を含むサプリメントは
猫が開けれない扉の奥に厳重保管です。
他にも、湿布のジェル状の面を舐めて
死亡した猫も現実にいます。
人間用の湿布には、
猫の体に合わない非ステロイド性抗炎症薬
(NSAIDs)が含まれているので
やはり保管場所のみならず、
使用後の処理に注意してください。
【アロマオイル】
猫は、人や犬と違い、精油を代謝できずに
体内にどんどん蓄積します。
そしてある日突然に中毒症状を起こします。
特に、植物由来の100%天然成分を濃縮した
エッセンシャルオイル(精油)は、
猫にとっては毒性が強く、肝機能障害の引き金に
さらに、一番危険とされているのが
ティツリーと言われる精油。
結論、猫と暮らすならアロマオイルは
諦めましょう、つうか厳禁🚫
(ティツリーでネット検索すると
ティツリーのペット用シャンプーが
ありましたが、これは犬用のようです。? 。)
【殺虫剤】
家庭で使う一般的な殺虫剤は、
経口以外にも皮膚から吸収され
けいれんなどの神経症状を起こす事があります
殺虫剤を使わないとならない時は
猫たちは、別部屋に避難させましょう。
また、犬用のペルメトリンを含むノミ・マダニ駆虫剤は、猫に使うと重い神経症状を起こす事が報告されています。
今日はここまで。
次回は、【観葉植物】【危険な食べ物】編を
お送りします。