1週間前に保健所から連れてきたトーマ
ガリガリに痩せてたトーマ
どれくらいの期間、食べていなかったのだろうか?
どれくらいの期間、外をさまよっていたのだろうか?
どれくらいの期間、人に飼われていたのだろうか?
なぜ捨てられたのだろうか?
これほどまでに人懐こい猫が、なぜ?
食欲は旺盛で、食べても食べても食べたがる。
順調に5日間を過ごし、
ゆめちゃんのお見合いがあった際に
トーマも紹介した。
と、ご家族の息子さんの手を枕に
トーマが静かに眠り始めた。
息子さん(18歳)は、トーマをとても気に入り、
ご家族はゆめちゃんとトーマを家族に迎え入れる事を
決断された。
と、トーマが一昨日から、嘔吐と血の滲む大量の
下痢をし出した。
受付時間には間に合わないが、病院はトーマの
到着を待ってくれた。
5日間で検便は3度もしたが、
これといった虫もおらず、
○○○○○菌のせいでしょうと。
(難しくておぼえれない名前)
特に慌てる事もない菌のようで、
下痢の原因は特定できませんでしたが、
血便の血は、腸が傷ついて出た血でしょうと。
ただ、トーマのようにガリガリ状態で体力が
ない猫には下痢は大きな負担であり、
今後も続くようであれば、最悪、
トーマが耐えられなくなる場合もあると。
そういった場合もあり得ると。
診察台にいたトーマはいきなり立ち上がり、
両手で私に救いを求めてきた。
驚いた。人馴れしてるとはいえ、
私にしがみついてきたのは、
3年前に亡くなった愛猫のチビちゃんだけだったから。
チビちゃんの生まれ変わりなの?
とさえ思ってしまった。
そうして点滴と注射をしてもらい、
三種の薬を処方されて帰って来た。
入院しますか? と聞かれたけど、
入院こそトーマには最大のストレス。
ぐったりしてるわけでないので
我が家で落ち着くのが一番と判断した。
ただ、あんなにゴハン食べてたのに、
体重は全く増えていなかった。ゼロ。
診察が終わって会計を待っている間にも
キャリーの中で下痢をした。
でも、帰宅してからは、食欲はないものの
トーマは落ち着きを取り戻した。
飛び散る下痢防止にシートを張り巡らせた。
そして切ない目で私を見た。
その瞳は、もう捨てないで、と語っていたように
感じた。
どんなに辛かったのだろうか。。。
昨夜は保護部屋のソファで眠る私の腕の中で
朝までぐっすり眠った。
ソファが下痢でダメになってもいいと思った。
なんでもなかった(^^)
今朝からは食欲も戻り、かなりの軟便ではあるが、
飛び散る下痢ではなくなった。
とはいえ、体調が悪いままなので
トーマの譲渡は延期とした。
左はエリーちゃん。 トーマちゃんはガリガリ。
アーン、アーン、と甘えた声で鳴きます。
どうしたことか、母がたいそう心配して
明後日は日帰り旅行なので、トーマが一人ぼっちになると心配してる。
いや、そこまで具合悪そうではないんだけど
大丈夫、私が会社のお昼休みに帰ってくるから。
ビューーんと15分もあれば帰ってこれる。
トーマ、早く体重が増えて欲しいな。
自分の保護猫でなければ、
『そんなに早く太るわけないしょー!』
となるのだが、
いざトーマとなると毎日50gでも増えて欲しく
なるものだ。
トーマちゃん 太れるかな