まだこちらに引越してくる前 台所にあったたくさんの書類を整理してると「要介護認定・要支援認定有効期間終了のお知らせ」が・・・
 

引き続き介護保険サービスを利用する場合は申請を 利用しない場合は更新認定の手続きは不要ですと書いてありました。

母は要支援2とありましたが 私が見た時はもうすでに期限切れ。

でも要支援2が何なのか分からず 気にも留めていませんでした。

母と同居を始めて1か月後 母の病院の付き添いの際 兄に「そう言えば介護何とかの期限切れてたよ」と話すと 「とりあえず市役所に行こう」ということになりました。

しかしどの窓口に行ったらいいかもわからず 受付で説明すると 「高齢者福祉課です」と教えてくれました。

訳を話すと 何か証明の証書があるはずと言われましたが それがどんなものなのかも全く分かりません。すると申請書と介護保険と地域包括支援センターの冊子をくれました。

 

 

申請には 申請書と介護保険被保険者証と一緒に提出とのこと。

だいたい今まで医者知らずの私ですし 被保険者?という有り様。
恥ずかしながらまたまたNetで調べると・・・
 
〇被保険者

 健康保険に加入し、病気やけがなどをしたときに必要な給付を受けることができる人のこと
 

〇介護保険被保険者証

 これは健康保険証とは違って 65才以上の第1号被保険者全員に住んでいる各市区町村か

 ら交付される。40才から64才までの人の申請は医療保険被保険者証も必要らしい…

 



これを提出したあと 電話で日にちを決め 自宅に調査員の方が来て 認定調査。

それから主治医の先生に今の状態を書いてもらい(これは市が依頼してくれる)その後 判定され結果が通知。

認定結果は 申請日からだいたい30日以内に出るそう・・・

母の場合 申し込みをしてから約2週間で 訪問による認定調査がありました。

どのお年寄りもそうだと耳にしますが いつもは曜日さえ忘れるのに この日ばかりはシャキッと受け答え。

今の季節は?と聞かれ「初秋です!」と答えた時には思わず笑ってしまった。
普段の状態を見てもらいたいのに やっぱりこういう時はしっかりしなくちゃと思うのでしょうね・・・

でも出来ないことまで「やってます。出来ます」と言うので 後で調査員の方にはちゃんと伝えました。

結果は 圧迫骨折で日常生活が困難とのことで 要支援2から要介護2となってしまいました。

サテ 要支援の認定を受けた方で 介護予防サービスを利用するには 地域包括支援センターに相談。
要介護の認定を受けた方で 在宅で介護サービスを利用するには 居宅介護支援事業所などに相談。とあります。

またまた知らない単語で 頂いた冊子を読んでみると 分かりやすく詳しく書いてありました。

〇地域包括支援センター 
 住み慣れた町で安心して暮らしていくために必要な援助や支援をする総合相談窓口。
 65才以上を対象とした一人ひとりの生活に合わせた柔軟な介護予防のためのサービスが

 利用でき 高齢者だけでなく その家族やご近所のみなさん その他でもお気軽にご相談く

 ださい とあります。

とにかく何か悩んだ時に相談出来る所 と納得。

〇居宅介護支援
 可能な限り自宅で自立した生活を送れるよう ケアマネジャーが 心身の状況や置かれてい

 る環境に応じた介護サービス利用のためのケアプランを作り 適切なサービスが提供される

 よう事業者などとの連絡・調整を行うこと。

〇ケアマネジャー 

 介護サービスの相談窓口となってくれる介護の専門家。

〇居宅介護支援事業所 

 事業所に所属するケアマネジャーがケアプランを作成・管理する場所。

〇通所介護(デイサービス)事業所

 自宅などで生活している利用者に計画的に通ってもらい 介護サービスを提供する所。

はいはい 読み進めていくうちに何となく分かってきました。
それで母に相談したところ 「デイサービスなんか絶対行きたくない!」との一点張り。 認定は下りたものの その後1か月何も行動しませんでした。


まっその後 ひょんなことから介護保険を利用する事になったのですが 実際どれだけ助かったか・・・

介護保険のありがたみを痛感したのでした。続きはまた・・・