【北海道新聞より】
全日本総合選手権3回戦
レバンガ北海道は、日本リーグ(JBL)前半戦の不振を引きずったような戦いで青学大に完敗した
選手兼任の運営法人理事長の折茂は、親しい友人に「もし俺がやめることが責任を取ることになるなら考える」と漏らした
88回を数える大会で外国人選手を擁するJBLのチームが大学生に敗れたのは初めて
「プロがアマに負けて失うものはそれだけ大きいということ」と真意を語り、理事長として大胆な改革が必要との認識を示した
今季、チームの高さ不足は明らかだった
201センチのルイス、198センチのジュフが抜け、新加入は198センチのカトロンと180センチの永田
ライバルが210センチ台の外国人選手を補強したことも拍車をかけた
レバンガのリバウンドはリーグ最少の1試合平均32.88個
毎試合、相手より6.5個少なく、リーグ最多失点、最少得点の結果に直結した
新戦力のカトロンはもともとシュータータイプで、チームが期待したゴール下でのプレーで力を発揮できず、契約解除された
折茂は「インサイドにも強いと聞いたが、カトロンにとっても不幸だった。結果的に補強は失敗だった」と認めた
チームづくりでは選手から「早く役割を固定してほしい」との声があった
ヘッドコーチの交代、阿部主将の故障、日本代表の桜井が開幕直前まで合流できなかったことなどが重なり、開幕当初はオーダーが固定できなかった
戦い方が安定したのは11月下旬
関係者は「開幕が3ヶ月早かったね」とつぶやく
直面する危機に対して手を打ったのが、日立に移籍したルイスの復帰だ
JBLチーム同士のシーズン中の移籍は初めて
「攻め手に困った時にボールを預ければ何とかしてくれた」と選手が口をそろえる巨漢助っ人の異例の復帰に、弱点のゴール下の攻防の改善が期待される
ベリーHCは「リバウンドでやられることが多すぎた。後半は立て直したい」と話す
(全文引用)
複雑な気持ち
切り換えよう
後半戦、頑張ろう
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