ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々  ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々


前回に続いて、梅小路公園のいのちの森、

八条邸第跡の紅葉、今が、盛りでほんとうに見事です。

京都駅まで10分ほどの場所で、これだけ静かに紅葉狩りが

できるのは、なかなかないと思います。贅沢なことですね。

クリックして大きくして見てください。

静かな散歩道の様子が伝わると思います。

ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

来年のNHKの大河ドラマは、平清盛だそうですが、

その平清盛が娘である、建礼門院と孫にあたる安徳天皇と

ともに、遊びに興じたと、平安時代の記録に残っている

八条邸第跡、が、梅小路公園のいのちの森のなかにあります。


紅葉も今見頃で、

じっと小川の流れる庭の紅葉を眺めていると、

平清盛はじめ、建礼門院と安徳天皇とが

楽しげに戯れる声が聞こえてきそうな、気がします。


千年を超える昔のことですが、


平家にあらずはひとにあらず、と豪語した平清盛が

彼岸へ旅立つのは、その数年の後のこと、


そして、幼い安徳天皇が、壇ノ浦で、

海の中にもお城がございますよ、と囁かれながら

入水したのも、それから数年の後のこと、


それを知っているから、よけいに、

美しい紅葉のなかから、楽しげな三人の声が

聞こえてくるような、気がします。






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昨日に続いて、朱雀の庭のライトアップに行ってきました。

少し時間を遅めに。

上の左の写真、白いろうそくのようなのが、京都タワーです。


たくさん写真を撮ったのですが、やはり、あの鏡池の漆黒の水面に映る

紅葉の美しさっていうのは、鏡池の前に立ってみないことには、

伝わらないかも。。と思えてきました。


風が吹くたびに、水面の紅葉がざわざわと揺らぐ感じとか、

じっと見つめていると、池のなかにすいこまれていきそうになる足元の

ふわっとした感じとか。。。


幻想的という、ありきたりな言い方では、まとめられない、

まとめてしまいたくないような、美しさ、です。


明日が最終日です。

お天気予報だと暖かいそうなので、良かったら少し遅めの散歩にどうぞ♪


ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々  ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々


行ってきました、朱雀に庭のライトアップ初日!!

金曜日だったので、出だしはそんなに人は多くなかったのですが、


う~~ん、今年はちょっと残念だった。。それはなにかというと、

ライトなんです。


ライトが強くて、正面を向きすぎてて、紅葉が負けてしまいます。。

場所を色々変えて、角度も変えてみたのだけれど、

どこから撮っても、この強いライトが真正面を向いて強い光を放つので、

せっかくの紅葉の色が生きてこないような気が。。。

素人だから、間違ってるかもしれませんが。


これほど、強く正面をむくのじゃなくて、やや紅葉のなかにある感じで照らしてくれたら

それで十分、鏡池に映る紅葉は綺麗に見えると思うんですけれど。。


やっぱ、腕が良くないってことを、ライトのせいにしてるのかも(;^_^A


ってことで、あんまりかもしれないけれど、アップしておきますね!

日曜日まで、このライトアップ、ありますよ!




ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々


日に続いて、綺麗なもみじのシリーズです。

青空の下、ちょうど半分紅葉したところのもみじ、

鮮やかでとっても綺麗でした。

ぜひ、クリックして大きくしてみてください。

やっぱり、もみじを綺麗に見せてくれるのは

やわらかな、木洩れ陽ですね~!


さて、朱雀の庭では恒例の紅葉の

ライトアップが25日から始まる、

24日には試験点灯などあるようですが、


う~ん、今はまだ昨年に比べたら

遅いので、ここ数日の寒さでぐんと

赤みが増せば、去年のように美しい紅葉が

鏡池の湖面に映るのを見られると思います。


楽しみです!


ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

昨日、やはり、光が大事かもな~と書きましたが、

このもみじも、とっ~~っても綺麗でしたよ!


太陽の光が、微妙~~に色づいてるもみじの葉っぱを

透って、また葉っぱのうえに、もみじの影を作っていて、

複雑な美しさを醸し出していました♪


このもみじも、朱雀の庭、こちらは東出口のそばの

もみじです。


ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

クリックしてアップしてみて、見てください。


今年の紅葉は色は悪くて。。。なんて声聞きますが、

そんなことないですよ~!!


京都に紅葉の名所、数々あれど、

この、梅小路公園の朱雀の庭のいのちの森へ

渡る橋のたもとの紅葉は、今こんなに

見事です♪


つまりは。。。やはり、光、なんだと思います。

もちろん、葉っぱの色づきかたっていうのも

あるけれど、陽射しを受けたときにどんなに美しい姿を見せるか、

これは紅葉にかぎりませんが、やはり、植物はみなそうじゃないでしょうか。


そういう意味では、ライトアップのあの、夜の人工の光では

ダメなんですよね、やはり、これは昼間の太陽の陽射しでなければ、

出ない、繊細な、色合いです。


ブータン国王夫妻、京都迎賓館に今日まで滞在で、発たれるとのこと。

ご出発前に、仙洞御所や御所の紅葉、ゆっくりお二人でごらんになれたら

いいのなぁ~と思います。

ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

なんということのない白くて可愛いお花です。

梅小路公園のいのちの森の大きなきの幹の

かげに、ひっそりと咲いていました。

名前も知らないお花ですが。


ちょうど、六条院、あの平清盛のお屋敷が

あった跡、というあたりの場所に咲いていたので

これを見たとき、ふと、建礼門院さまのことが

思い浮かばれました。


このお屋敷で、平安時代に、平清盛が

孫にあたる安徳天皇と建礼門院さまとともに

幸せな時間をすごされたのは、平家滅亡の

少し前のことだと、書いてありました。


のちの壇ノ浦の戦いで、幼い安徳天皇とともに

入水されましたが、ひとりだけ、生き残ってしまわれた

建礼門院さまは、残りの生涯をひっそり京都で過ごされました。


この白いお花は、なんとなく、可憐で、清らかな

そして少し薄幸な感じがして、建礼門院さまの生まれ変わりの

ように、感じられます。


散歩やジョギングのとき、水遊び場の近くのあたりで

気をつけてると、みかけると思います。


ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

梅小路公園のいのちの森の散歩道にある

小川に、もみじの葉っぱが流れていく様子です。


春のサクラのころに、桜のはなびらが

小川を運ばれていくのを<さくら流し>とか

<花筏(はないかだ)>というように

風流な呼び名で呼ばれることがあるので、


これは、さしずめ、<もみじ流し>と

いうふうに、名づけておきませう(‐^▽^‐)



ひろきっとんに見せたい、梅小路公園の花々

今日は番外編で、梅小路ではなくて、

嵐山の天龍寺の庭園の紅葉の写真です。


梅小路公園の朱雀の庭にいても、

よく<今年の紅葉は、色が悪いね。。>とかって

話しかけられることがあるのですが、


今朝訪れた、天龍寺に、一本、

緑から深紅まで、さまざまな色合いの紅葉が

混ざった、まさに<錦秋>という感じの紅葉の木があって、


秋の空の青い色ととても合っていたので

アップしました。


錦秋といえば。。。

私が生まれて初めて、本を読みながら、

最終章でしゃくりあげて泣いた本が、

宮本輝さんの<錦繍>という本でした。


秋になると、この小説のことを思い出します。(*^▽^*)