本日2本目のブログ記事です。

 

「5月最終週の月曜日、インター校生が今日やるべき3つのこと」

1. 今週のCAS活動・課外活動プランを確認


5月はIBの最終課題が迫る時期。CAS記録の進捗をチェックし、特に「クリエイティビティ」活動に遅れがないか確認を。今週中に1時間でも創作活動(アート・音楽・執筆など)の時間を確保しましょう。

 

課外活動も、夏休みに入る前に何をすべきかの整理が必要です。学校が夏休みになる前に、先生にお願いしておくことや、借りる物など事前予約が必要です。

 

👇日本の一条校にすべきか、インター校にすべきか悩むなら、比較が重要です。

 

2. 期末テストの逆算スケジュール作成

多くのインター校で6月から期末テストが始まります。今日の放課後は、各科目の試験日をカレンダーに記入し、特に苦手科目の優先学習計画を立てて。過去問分析は今週中に!

一夜漬けは効果が薄いですが、1週間あれば家庭教師に相談もできます。今です。

3. 担任・教科教師&保護者との進路面談予約
 

今週中に担任やカウンセラーと進路面談をセットアップしましょう。IBDP生はプレディクトスコアの見込み、MYP生は来年度の科目選択について話す絶好のタイミングです。小中学校生徒も学年に関係なく今後のことを確認するのに良いのがこの時期です。

✨ 今日の一言
「5月の雨は成長のサイン」
ジメジメした季節ですが、傘を忘れた日こそ教室で友達と勉強するチャンス。今週も小さな目標からコツコツと!

※IB校の年間スケジュールは各校で異なります。自分の学校のAcademic Calendarで正確な期日を確認してください。

セカンダリースクール(中等教育)でも紙の本が推奨される理由


インターナショナルスクールのセカンダリースクールでは、「学術的深さ」と「メンタルヘルス」の観点から、紙の本が重要な役割を果たしています。小学生とは異なる理由も含め、具体的に解説します。

📚 1. 学術研究の基盤形成
・深い分析が求められるから
IB(国際バカロレア)やIGCSEでは、小説や学術書の精読が必須。紙の本では:
✓ ページを行き来しながら注釈を書き込める(付箋やマーカー活用)
✓ 複数の本を同時に開いて比較検討できる(論文執筆時に有利)

・記憶定着の効率性
紙のテキストで学んだ高校生の方が、デジタルより複雑な概念の理解度が15%高かったという結果も。

 

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🧠 2. 批判的思考(Critical Thinking)の育成
・デジタルとの明確な使い分け

媒体    主な用途
紙の本    哲学書・文学・理論書など「深く考える素材」
デジタル    最新情報検索・データ分析・協同学習
・例:IBの「知の理論(TOK)」では、カント『純粋理性批判』のような難解な文献を紙で読みながら「疑問点を余白に記入する」ことが指導されます。

👁️ 3. 目の健康と集中力維持
・スクリーン疲労の軽減
セカンダリーでは1日6時間以上スクリーンを見ることも。

紙の本は:
✓ ブルーライトなしで夜間学習に適す
✓ ページめくりが「どれだけ進んだか」の達成感を生む

・注目の研究
紙の教科書を使う生徒の方が、デジタルより集中持続時間が23%長いと報告。

 

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✍️ 4. ライティングスキル向上
・「書く」行為との親和性
エッセイ執筆時には:
紙の本で重要な引用箇所に線を引く
ノートに手書きでアウトライン作成
パソコンで清書
というプロセスが効果的。

・実例
インターナショナルスクールでは「手書きメモ→タイピング」を推奨しています。宿題では手書きメモを提出することも。脳の情報処理が深まるとされています。

🌐 5. デジタル依存のバランス対策
・意図的な「アナログ時間」の確保
多くのインターナショナルスクールで:
✓ 「スクリーンフリー読書時間」を設定(例:放課後1時間)
✓ 図書館の静寂環境を活用した深読指導

🔍 保護者と生徒へのアドバイス
◉ 効果的な活用法
・重要書籍は紙+デジタルで併用(検索機能はKindle、深読は紙)
・「3色マーカーシステム」で能動的読書:
 - 黄色:重要な事実
 - ピンク:疑問点
 - 青:自分の意見

 

👇国際バカロレアで、一条校にすべきか、インター校を選ぶべきか?

 

まとめ:セカンダリースクールでは、「デジタルの効率性」と「紙の深さ」を住み分けながら、大学進学や社会で必要な高次思考力を育てています。特にIBディプロマでは、紙の本による「遅い読書(Slow Reading)」がエッセイや口頭試験の質を左右します。

※最近では「デジタルペンで紙に書き込み→自動データ化」といったハイブリッド手法も登場しています。紙の本を推奨し、ノートとペンも推奨していますが、タブレットにデジタルペンでメモを取ることはノートとペンとほとんど同じ効果がきたいできる上、検索などがしやすくなります。

タブレット+キーボードよりデジタルペンの活用が重要です。

 

インターナショナルスクールでは今でも読書を強く勧められます。

 

しかも、デジタルではなく紙の本。この紙の本の読書が推奨される理由は、デジタルでは得られない「深い学び」と「人間的成長」を重視しているからです。具体的な理由をわかりやすく説明します。

📚 1. 集中力が育まれるから
紙の本は「ページをめくる」「文字を指でなぞる」といった物理的な動作があるため、デジタルよりも没入感が高まります。ぱらぱらめくる感覚は、デジタル書籍ではまだありません。
→ インターナショナルスクールの授業では「深く考える力」が求められるため、集中して読む習慣が大切です。必要であればマーカーを引き、後から読み直します。中古で販売しようと考えず、自由に汚して読みましょう。

 

👇国際バカロレアをどうするか悩んでいるなら。

子供の為に国際バカロレア校を選ぶべきか悩んでいる時に読む本: 学年別、進学のパターンとその実情: IB校の進学のパターンとその実情 (国際バカロレア教育コンソーシアム)

 

🌱 2. 記憶に残りやすいから
研究で、紙の本はデジタルより内容を覚えやすいことがわかっています。
→ 物語の細かい描写やノンフィクションの事実をしっかり記憶できるため、ディスカッションやエッセイに活かせます。読みなれて、自分からデジタル書籍で良いと言い始めた場合は、デジタル書籍でも構いません。その場合は、記憶などの面で不都合はありません。

👀 3. 目に優しく、読書習慣が身につくから
スクリーンのブルーライトは疲れ目や睡眠の質の低下を招きます。明るさの調整もその都度するわけではないので、目に負担がかかります。
→ 夜の読書には紙の本が適しています。また、インターナショナルスクールでも学年が上がっていくにしたがって、宿題も増えます。夜の部屋での読書は明るさに注意です。

 

👇先日は日本語版を紹介したので、原作英語版。表紙からしてわくわくする。

Pages & Co.: The Bookwanderers (English Edition)

 

✋ 4. 五感を使った学びになるから
• 手触り:本の厚さで進捗が実感できる
• におい:新しい本や古本の香りが記憶と結びつく
• 視覚:ページ全体のレイアウトが頭に入りやすい
→ 特に小学生は感覚的な体験を通じて、読書を「楽しい!」と感じることが重要です。絵本を考えると分かりやすいですが、小説などの本も表紙や本の大きさ、紙の種類などこだわっていることがあります。さらに、ページレイアウトは両開きで考えられているため、紙の書籍は全体の雰囲気もその本の内容をサポートするようになっています。

 

👇勉強が苦手でも海外大学を目指す本。

 

💡 5. デジタルリテラシーとのバランスを教えるため
インターナショナルスクールでも多くの学校、学年でタブレットは使いますが、「デジタルだけに依存しない」姿勢を育みます。
→ 紙の本で「ゆっくりじっくり読む力」を養い、デジタルは「情報検索」など別の目的で使うように指導しています。授業で使う書籍であれば、同じ書籍で紙とデジタル両方を購入することもあります。

🌟 保護者へのアドバイス
• 「10分間紙の本タイム」を作る(デジタルと使い分け)
• 図書館で「手に取る体験」をさせる(表紙や装丁で選ぶ楽しみを)
• 読んだ本を目に見える場所に並べる(達成感が芽生える)

 

👇一条校にする?インター校にする?

 

インターナショナルスクールが紙の本を大切にするのは、「情報を消費する」だけでなく「自分と向き合う時間」を作るためです。デジタルツールと組み合わせながら、お子さんに合った読書スタイルを見つけてみてください。図書館はぜったいに活用したほうが良いです。

 

日本の小学校から香港・シンガポールなどのインターナショナルスクール(セカンダリー)を受験する前に読むべき、受験対策におすすめの本

海外のインターナショナルスクール受験では、英語力・思考力・国際感覚が問われます。特に香港やシンガポールの人気スクールは競争率が高いため、以下の本で基礎固めと応用力を養いましょう。

 

『The Diary of a Young Girl』(Anne Frank 著、改訂版)
選んだ理由:
多くのインターナショナルスクールで課題図書として使われる名作。読解力+歴史的視点を養え、面接で「なぜこの本を読んだか?」と問われた時の材料にもなる。

 

The Diary of a Young Girl: The Definitive Edition

 

 『What’s Where in the World』(DK社)
選んだ理由:
インターナショナルスクールでは世界の地理・文化・時事問題に関する基礎知識が求められる。この本はビジュアルでわかりやすく、国際感覚を養える。

 

What's Where in the World: Planet Earth as you've never seen it before (DK Where on Earth? Atlases)

 

『Ghost』(Jason Reynolds 著)
読むべき理由:
陸上競技に打ち込む少年の成長物語。スポーツ・友情・家族の問題を扱い、自分らしさを見つけるプロセスが描かれる。会話文が多いので、自然な英語表現が学べる。
こんな子にオススメ:スポーツが好きな子、または「等身大の主人公の話が読みたい」という子

 

Jason Reynolds's Track Series Paperback Collection (Boxed Set): Ghost; Patina; Sunny; Lu

 

『The Wild Robot』(Peter Brown 著)
読むべき理由:
ロボットが野生で生きる姿を描いた、優しさとサバイバルの物語。テクノロジーと自然の共存という現代的なテーマを、子どもにもわかりやすく伝える。イラスト付きで読みやすい。
こんな子にオススメ:ロボットや科学が気になる子、または「絵がある本がいい」という子

 

The Wild Robot (English Edition)

 

『Kids Who Are Changing the World』(Anne Jankéliowitch 著)
読むべき理由
環境保護や社会問題に取り組む世界中の子どもたちの実話集。インターナショナルスクールで求められる「行動力」と「リーダーシップ」のヒントが満載。CAS(創造・活動・奉仕)のアイデアにも。
こんな子にオススメ:「自分にも世界を変えられる?」と考える子

 

Kids Who Are Changing the World

 

『The Boy Who Harnessed the Wind』(Young Readers Edition, William Kamkwamba 著)
読むべき理由
アフリカの少年が廃品で風車を作り村を救った実話。STEM教育の重要性と「逆境を乗り越える力」を学べる。IBの「イノベーション」や「グローバルな課題」を考えるきっかけに。
こんな子にオススメ:科学やものづくりが好きな子

 

The Boy Who Harnessed the Wind: Young Readers Edition (English Edition)

 

『Born to Fly』(Steve Sheinkin 著)
読むべき理由
世界初の女性パイロットたちの挑戦を描いた歴史ノンフィクション。ジェンダー平等や「不可能に挑戦する勇気」を伝える。TOK(知の理論)で「固定観念」を議論する材料としても。
こんな子にオススメ:「女の子だから無理」と思われたくない子

 

Born to Fly: The First Women's Air Race Across America (English Edition)

 

『This Book Is Anti-Racist』(Tiffany Jewell 著)
読むべき理由
差別のない世界を作るための実践的なガイド。インターナショナルスクールの多文化環境で必要な「多様性への理解」を育む。ワークショップ形式で読み進めやすい。
こんな子にオススメ:「公平な世界ってどう作るの?」と考える子

 

This Book Is Anti-Racist: 20 lessons on how to wake up, take action, and do the work (Empower the Future 1) (English Edition)

 

 『The Girl Who Thought in Pictures』(Julia Finley Mosca 著)
どんな本?
自閉症の科学者テンプル・グランディンさんの子どもの頃の実話。動物の気持ちがわかる特別な能力で、牧場の動物たちを幸せにしたお話。
おすすめポイント:リズミカルな文章とかわいいイラスト
「みんなと違うところは、じつはすごい長所!」と勇気をもらえる

 

The Girl Who Thought in Pictures: The Story of Dr. Temple Grandin (Amazing Scientists Book 1) (English Edition)

 

『Who Would Win?』(Jerry Pallotta 著)
どんな本?
「ライオン vs トラ」「シャチ vs ホオジロザメ」など、動物同士のバトルを科学的に比べるシリーズ。
おすすめポイント:漫画のような楽しいイラスト
動物の特徴を英語で学べる(「sharp teeth(鋭い歯)」「strong tail(強い尾)」など)

 

Who Would Win?: Ultimate Showdown (English Edition)

 

『Kid Scientists』(David Stabler 著)

どんな本?
アインシュタインやキュリー夫人など、有名な科学者たちの子どもの頃の失敗談やエピソード集。
おすすめポイント:「科学者も最初は普通の子どもだった」とわかる
各章が短いので、少しずつ読める

 

Kid Scientists: True Tales of Childhood from Science Superstars (Kid Legends Book 5) (English Edition)

 


おまけ:アメリカに行くならこの本
📖 『The 50 States』(Gabrielle Balkan 著)
→ アメリカの50州の特徴をきれいなイラストで紹介。地理の勉強に最適!

 

The 50 States: Activity Book: Maps of the 50 States of the USA (Volume 2) (Americana, 2)

 

 

読んだ後は
✓ 気づいたことを家族と話し合う
✓ 自分が取り組める小さな行動を考えてみる

 

 

日米関税問題が日本の教育に与える影響:グローバル人材育成の新たな課題
 

1. 関税問題の背景と現在の状況
 

2025年、トランプ政権が日本製自動車への関税を2.5%→27.5%に引き上げ、日本の自動車メーカーは大きな打撃を受け初めています。この問題は経済だけでなく、日本の教育、特に国際バカロレア(IB)校や理系教育にも影響を与えています。

2. 教育への具体的な影響
 

(1)「海外学部進学・短期留学」を目指す生徒への影響
 

米国大学の学費上昇:
関税による円安が進み、留学費用がさらに高騰。
特に理系志望の生徒は、「アメリカより欧州・アジアの大学」を検討する傾向が強まる。

 

 

(2)「自動車産業」を志す理系学生の進路変更
国内自動車メーカーの採用縮小:
トヨタ・ホンダなどが海外生産にシフトし、日本国内の新卒採用が減少。
これにより、「機械工学」志望の学生がITや環境エネルギー分野に転向する可能性。

工業デザインなどのアート系学部生にも目標の変更がありえる。

(3)国際バカロレア(IB)校のカリキュラム内トピックの変化
「グローバル経済」の授業で関税問題を題材に:
IBの「経済学」や「TOK(知識論)」で、「保護貿易vs.自由貿易」を議論するケースが増加。

例:「自動車関税はアメリカの労働者を守るのか?」をディベート形式で学ぶ。

 

 

3. 保護者・教育者が考えるべき対策

 

✅ 「多極化する留学先」の情報収集
 → アメリカに依存せず、シンガポール(NUS)、ドイツ、オランダ、イギリスなどの世界各国への進学オプションを検討。


✅ 「理系進路の多様化」を促す
 → 自動車産業だけでなく、AI・再生可能エネルギー・半導体など成長分野のキャリアを紹介。

✅ 「国際問題を授業に取り入れる」
 → 社会科や経済の授業で、「日米貿易摩擦」をリアルな事例として扱い、生徒の関心を引き出す。

 

👇オーストラリアに興味があるなら、概略から詳細まで。短い記事ですがまとまっています。

 

4. まとめ:関税問題は「教育の転換期」のきっかけに

今回の関税問題は、単なる経済ニュースではなく、「これからの教育が目指すべき方向性」を問いかけています。

海外進学の多様化

理系人材の産業シフト対応

国際問題を実践的に学ぶカリキュラム


大きな戦争をきっかけにしたとも言える大きな「変化の時代」を生きる子どもたちに、私たちは何を教えるべきか?
この問題をきっかけに、教育のあり方を考え直す時期が来ているのです。

📌 保護者・教育者向けアクションリスト:

子どもと「貿易問題」について話し合う
留学情報を更新し、複数の進路を提示
学校に「国際経済を学ぶ機会」をリクエスト