第4回 IBDPの得点を手放し、新しい強みを活かす

 

IBDPの成績や最終得点で悩んだ人も多いでしょう。涙して、後悔した人もいるかもしれませんね。
 

大学に入学した時点でもうIBDPの得点なんて気にしなくて大丈夫です。その得点で大学に合格できたのですから、過去の数字にとらわれる必要はありません。むしろ、大切なのは「その状態でも大学に入学できている」という事実です。あなたはすでに十分な力を証明しています。これからは、IBDPで培ったスキルを大学でどう活かすかに目を向けましょう。

IB生徒向けの家庭教師は、時給がよいことでも知られています。IBの指導ができる人材は限られているため、需要は高く、自分の経験を活かしながら収入を得られる点は大きなメリットです。

 

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得点が低かったからだめだと感じることなく、家庭教師に登録してみましょう。通常はオンライン塾ですから、あなたの開いた時間を利用して、高時給のアルバイトが可能です。

 

大学在学中にIB生徒向けの家庭教師に参加することは、経済的にも、自分の復習としても、そして後輩の役に立つという意味でも、とても価値があります。あなたが苦労して乗り越えてきた経験は、そのまま誰かの助けになります。

また、CASの経験を引き続き活かし、大学のボランティアなど、活動できることはやってみましょう。IBDPのCASで身につけた主体的に動く姿勢は、大学のボランティアでも十分に発揮できます。地域の活動、国際交流、教育支援など、興味のある分野で一歩を踏み出せば、また新しい仲間と出会えます。そして、その経験はあなた自身の成長にもつながります。

 

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さらに、自分が通う大学に他のIBDP卒業生が入学できるように、ボランティアでもよいので、高校生相手に相談にのってあげましょう。IBDPの後輩にとって、大学進学のリアルな体験を聞ける先輩の存在は、何物にも代えがたいものです。あなたが話すことで、後輩は希望を持ち、安心して挑戦できます。こうした活動は、自分自身の振り返りにもなり、大学とIBDPをつなぐ架け橋としての役割を果たすことになります。

大学の課題は、IBDPの論文の要領で取り組めることが多いです。だからこそ、さっさと手を抜かずに切り抜け、その分を試験勉強に充てましょう。IBDPで論文を書き慣れているあなたにとって、大学のレポートは決して無理なものではありません。むしろ、早めに終わらせて余裕を作ることで、試験対策も落ち着いて進められます。この段取り力こそ、IBDPで鍛えられたものです。

第5回 後輩へつなぐ——そして大学で輝く

不安なことがあれば、大学の国際バカロレア生徒担当の相談役に相談しましょう。大学には、あなたのような背景を持つ学生をサポートするための窓口があります。一人で悩まずに、積極的に活用してください。助けを求めることは弱さではありません。むしろ、自分を理解し、よりよく成長するための賢い選択です。

 

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そして、いつかあなたが大学での生活に慣れたとき、今度はあなたが誰かを支える番です。高校生に相談にのることも、IB生徒の家庭教師をすることも、大学のボランティアに参加することも、すべてはあなたが努力してきたからこそできることです。IBDPを卒業したという事実は、これからもあなたの人生において、大きな自信と誇りになります。

大学は、新しい出会いと学びの場です。最初は戸惑うことがあっても、あなたにはIBDPで培った力があります。英語力、プレゼンスキル、論文を書く力、時間を守る習慣、そして何より、困難を乗り越える精神力。それらはすべて、大学生活であなたを支えてくれます。努力してきたからこそ、良いことが待っています。どうか自信を持って、一歩ずつ前に進んでください。あなたの大学生活が、実り多きものになることを心から応援しています。