模擬国連に関しての続きです。

 

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大学入試における模擬国連の価値


ここで、中高生の皆さんに特に伝えたいのは、模擬国連の経験が大学入試において極めて強力なアピール材料になるということです。

特に帰国生入試や総合型選抜(旧AO入試) では、単なる学力以上に「主体性」「探究心」「国際感覚」「論理的思考力」が問われます。模擬国連の経験は、これらを具体的な行動と成果として証明できる稀有な活動です。

 

海外生の場合は、ディベートか模擬国連参加の経歴はあまりにも普通なことなのですが、その経験がない生徒より経験ある生徒の方が志望校合格の割合が高いと言われています。経歴として自信を持ちましょう。

大学の国際系学部志望理由書では「模擬国連で○○の議題についてリサーチし、こう考えた」と話を展開できます。

面接で「JMMUNでBest Delegateを受賞しました」と具体的な実績を語れる

小論文で「模擬国連で学んだ国際交渉のプロセスを、こう応用したい」と論じられる

 

 

模擬国連で培ったリサーチ力・交渉力・論理的表現力は、小論文や面接でそのまま活かせるスキルです。また、英語での議論に慣れていることは、英語試験や英語面接においても大きなアドバンテージになります。

模擬国連は「総合的な学び」

模擬国連は、リサーチ・スピーチ・交渉・文章作成・協働・リーダーシップ、さらに時間管理これらすべてを一度に鍛えられる、まさに「学びの総合商社」のような活動です。さらに、開催校・主催校となり、運営メンバーを行えば、さらに多くの経験と能力・知識を得ることができます。


インターナショナルスクールで部活動のように行われている模擬国連は、単なる「課外活動」の枠を超えています。それは、世界と真剣に向き合い、自分の意見を持ち、他者と協働してより良い解決策を生み出す、そんな「大人の思考法」を、10代のうちから体験的に学べる貴重な場なのです。

模擬国連の活動に興味を持ったら、まずは学校にMUNクラブがないか確認してみてください。もしなければ、自分たちで立ち上げるという選択肢もあります。また、各大会のウェブサイトや日本模擬国連(JMUN)の情報をチェックすれば、個人参加の方法も見つかるでしょう。大学生グループが高校などで主催の方法をレクチャーしてくれる団体もあります。

 

 

香港とシンガポールにおける模擬国連(MUN) インターナショナルスクールと現地校の活動

アジア有数の国際教育ハブである香港とシンガポール。両都市とも、模擬国連(Model United Nations, MUN)活動が非常に盛んであり、インターナショナルスクールだけでなく現地のローカルスクール(現地の学校)も積極的に参加しています。それぞれの都市には独自の特色があり、その活動スタイルも興味深い違いを見せています。

 

引き続き、香港とシンガポールに関してみていきます。

続きます。