引き続き、オーストラリアの大学のカレッジ(全寮制)と他の住居に関してのまとめです。
月曜からは、オーストラリアの医学部への進学に関してです。
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オーストラリアの他の大学では?
カレッジ制がある大学・ない大学、それぞれの住居システム
今までメルボルン大学のカレッジ制について詳しくお伝えしてきましたが、「オーストラリアの他の大学ではどうなっているの?」という疑問をお持ちの方も多いでしょう。
結論から言うと、オーストラリアの全大学がカレッジ制を取っているわけではありません。むしろ、カレッジ制がある大学は歴史ある名門校に限られ、多くの大学は大学運営の学生寮(University-managed accommodation) や民間の学生アパート(PBSA) を主な住居選択肢としています。
ここでは、カレッジ制がある大学・ない大学に分けて、それぞれの仕組みを詳しく解説します。
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1. カレッジ制がある大学(歴史ある名門校)
カレッジ制を採用しているのは、オーストラリアのいわゆるSandstone Universitiesと呼ばれる歴史ある名門校が中心です。これらの大学は、イギリスのオックスフォードやケンブリッジのカレッジ制度をモデルにしており、伝統・格式・コミュニティを重視した住環境を提供しています。
代表的なカレッジ制大学
メルボルン大学(University of Melbourne)
10のカレッジを有する、オーストラリアで最も充実したカレッジ制度の一つ。
Trinity College・Ormond College・Queen's College・St Mary's College などが有名。
シドニー大学(University of Sydney)
オーストラリア最古の大学であり、St Andrew's College(1867年創立) をはじめとする複数の歴史的カレッジを持つ。
主なカレッジ:St Andrew's College・St Paul's College・Women's College・Wesley College・Sancta Sophia College など。
シドニー大学のカレッジも、メルボルンと同様に食事付き・チューター制・充実した課外活動が特徴。
クイーンズランド大学(University of Queensland)
10のカレッジを有する。
主なカレッジ:King's College・Duchesne College・Women's College・Cromwell College・Grace College・International House など。
クイーンズランド大学のカレッジは、学業サポートとスポーツ・文化活動のバランスが良いことで知られる。
オーストラリア国立大学(Australian National University / ANU)
キャンベラに位置する研究大学。
主なカレッジ:Bruce Hall・Burgmann College・John XXIII College・Ursula Hall など。
ANUのカレッジは多様性に富み、留学生も積極的に受け入れている。
西オーストラリア大学(University of Western Australia / UWA)
パースに位置する砂岩大学の一つ。
主なカレッジ:St Catherine's College・St George's College・St Thomas More College・Trinity College(UWA) など。
UWAのカレッジは小規模でアットホームな雰囲気が特徴。
タスマニア大学(University of Tasmania)
ホバートとローンセストンにキャンパスを持つ。
Christ College(1846年創立) はオーストラリア最古の大学カレッジとして知られる。
カレッジ制大学の共通点(箇条書き)
申請は大学入学とは別:カレッジへの入寮は独立した選抜プロセスであり、エッセイ・推薦状・面接が課されることが一般的。
食事付き(フルミール) :ほとんどのカレッジで朝夕の食事が提供される(自炊不要)。
チューター制度:上級生が学習サポートを提供するアカデミック・チュータリングが充実。
コミュニティ重視:スポーツ・文化・社交イベントが盛んで、強固な同窓生ネットワークが形成される。
競争率が高い:人気カレッジは大学入学より入寮の方が難しいことも珍しくない。
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2. カレッジ制がない大学(または限定的な大学)
オーストラリアのすべての大学がカレッジ制を採用しているわけではありません。比較的新しい大学や大都市圏以外にキャンパスを持つ大学では、大学直営の学生寮(University-managed accommodation) や民間の学生アパート(PBSA: Purpose-Built Student Accommodation) が主な住居選択肢となります。
カレッジ制がない(または限定的な)主な大学
モナッシュ大学(Monash University)
メルボルン郊外に大規模キャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学直営の学生寮(Residential Village)や公認学生アパートを提供。
キャンパス内寮は自炊型(Self-catered) が基本で、食事は各自で用意するスタイル。
ニューサウスウェールズ大学(UNSW Sydney)
シドニーにキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学運営の寮や提携学生アパートを提供。
代表的な寮:Barker Street・Fig Tree Hall・Goldstein Hall など。
食事付きのオプションもあるが、自炊型が主流。
クイーンズランド工科大学(Queensland University of Technology / QUT)
ブリスベンにキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、大学公認の学生アパート(Iglu・Student One など)を紹介。
シドニー工科大学(University of Technology Sydney / UTS)
シドニー中心部にキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、民間学生アパート(Scape・Iglu・Student One など)が主流。
アデレード大学(University of Adelaide)
カレッジ制は限定的。
伝統的なカレッジ(St Mark's College・St Ann's College)は存在するが、メルボルン大学ほど大規模ではない。
多くの学生は大学直営寮や民間アパートを利用。
RMIT大学(RMIT University)
メルボルン中心部にキャンパスを持つ。
カレッジ制はなく、都市型学生アパートが主流。
カレッジ制がない大学の住居選択肢
学直営の学生寮(University-managed accommodation)
大学が直接運営する寮で、キャンパス内または隣接地に位置する。
多くの場合自炊型(Self-catered) で、キッチン設備が共有される。
申請は大学の住居ウェブサイトからオンラインで行う。
競争率はカレッジより低めだが、早期申請が推奨される。
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公認学生アパート(Purpose-Built Student Accommodation / PBSA)
大学と提携した民間企業が運営する学生専用アパート。
代表的な事業者:Scape・Iglu・Student One・UniLodge・Campus Living Villages など。なかなか空きがない。入学時期は早期になくなる。
家具・Wi-Fi・光熱費込みで契約できる場合が多く、入居手続きがスムーズ。
食事付きのプランもあるが、自炊型が主流。
民間賃貸アパート・シェアハウス
現地の学生に最も人気のある選択肢。
Realestate.com.au や Flatmates.com.au などで物件を探す。
契約は52週間単位が一般的で、学期外(夏休み)も家賃が発生する点に注意。
保証人(Guarantor)や賃貸契約の知識が必要なため、留学生にはハードルが高い場合もある。
ホームステイ(Homestay)
現地の家庭にホームステイする形態。
18歳未満の留学生に特に推奨される選択肢。
食事付きのプランの食事はインスタントやパンの場合も。
3. カレッジ制がない大学での住居申請の流れ(一般的な手順)
カレッジ制がない大学で住居を確保する場合、以下のような流れが一般的です。
以下、noteで続きを読めます👇



