メルボルン大学の「カレッジ制」徹底解説です。

大学合格してもカレッジに不合格。それでは困りますね。そんな前に読んでおく。カレッジに合格するには? についても。寮生活・チューター制度秘訣に関しても。

 

今日は第5話です。

5. カレッジ制ではない大学の住居選択肢


すべてのオーストラリアの大学がカレッジ制を取っているわけではありません。カレッジ制がない大学、またはカレッジに入れなかった場合の住居選択肢も押さえておきましょう。

noteではIBDP卒業からオーストラリアの医学部進学に関してまとめました👇

 

大学が提供・紹介する住居


大学運営の学生寮(University-managed accommodation) :大学が直接運営する寮で、カレッジより自由度が高い場合が多い。応募者も多いので、早めの行動が必要です。

公認学生アパート(Purpose-built student accommodation) :大学と提携した民間の学生専用アパートの紹介がウェブサイトにリンクされています。数は限られています。

ホームステイ:現地の家庭にホームステイする形態。大学とは異なる会社が斡旋しています。ホームステイにあまり夢のような対応は求めない事。国際結婚の日本人の家もありますが、それでもいろいろな話を聞きます。

民間賃貸・シェアハウス
民間アパート・シェアハウス:現地の学生に人気の選択肢。カレッジより安価な場合が多いが、食費は完全に自分もち。さらに、シェアメイトが問題を抱えると、自分にも降りかかる可能性が高い。シェアメイトが退去すると他のシェアメイトを探す必要があることも。リスクも多いです。

注意点:契約は週単位で考える仕組み。1年=52週間単位が一般的で、学期が39〜40週間でも夏休み中も家賃が発生する。

 

 

住居申請の一般的な流れ


大学のAccommodation(住居)ページからオンライン申請。

書類審査を経て、入居オファー(Letter of Offer) を受け取る。

オファーを正式に受け入れ、契約書類に署名。

申し込みは早めに:人気の住居は早期に埋まるため、合格後すぐに行動を。

住居問題を解決するために、わざわざ1年入学を遅らせる学生もいます。その場合、カレッジの募集が始まった時点ではすでに大学に合格していることもあり、カレッジなどに入居がしやすくなります。

6. 知っておきたい重要ポイント
 

カレッジ申請は大学出願とは別。両方の締切を管理する必要があります。
各カレッジは最大4万豪ドルの奨学金を提供しており、経済的支援も充実。しかし、成績優秀者のみ。

International Houseなど、面接なしで入居できるカレッジもあります。

メルボルン大学を目指す場合、「大学合格=住居確保」ではないという点をぜひご認識ください。

カレッジ制は学業面・生活面・人間関係のすべてをサポートする貴重な環境ですが、その分入寮競争は非常に厳しいのが現実です。

 

 

親としてできること


申請締切の管理をサポート:大学出願とカレッジ申請は別物。両方のスケジュールを把握しましょう。

エッセイの内容を一緒に考える:「なぜこのカレッジなのか」を深掘りする対話が、良いエッセイにつながります。

推薦状の準備を早めに:余裕を持って依頼できるよう、声かけを促しましょう。連絡がくる可能性も伝えます。英語対応ができるかも重要ポイントです。

面接練習の機会を:オンライン面接に慣れるため、模擬面接をしてみるのも有効です。

複数の選択肢を検討:カレッジに入れなかった場合の代替住居も、事前にリサーチしておくことをおすすめします。

カレッジ生活はお子さんの留学生活を大きく豊かにする可能性を秘めています。しかし、それ以上に「住む場所」自体を確実に確保することが最優先です。計画的に準備を進め、万全の体制で送り出してあげてください。

各カレッジの申請締切や奨学金情報は毎年変動します。最新情報は必ず各カレッジの公式ウェブサイトでご確認ください。

 

次回は、

オーストラリアの他の大学では?
カレッジ制がある大学・ない大学、それぞれの住居システム

です。