帰国生受験生へ。今まさに受験シーズン、もし病気になっても大丈夫。総合型入試ならチャンスはまだまだある!
インター校を卒業して、日本に帰国。これから数か月、帰国生入試に向けて全力を尽くす。そんなあなたに、一つだけ伝えておきたいことがあります。
「もし、このタイミングで病気になったらどうしよう…」
その不安、とてもよくわかります。実際、長期海外生活から日本に戻ったばかりの帰国生は、想像以上に「日本の病気」にかかりやすいものです。そして、それが受験の大きな壁になることも事実です。
でも、総合型選抜を含めた帰国生入試のスケジュールは、数か月に及びます。 一つの日程でつまずいても、次があります。
今回は、帰国生が直面する「病気のリスク」と、それに負けないための心構え・対策を具体的にお伝えします。
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なぜ帰国生は「日本の病気」にかかりやすいのか?
長期海外で生活していた人が日本に戻ると、なぜか体調を崩す。これは多くの帰国者が経験する現象です。
そもそも、海外に行った当初はその国の病気にかかったものです。
反面、海外で長く暮らしていると、その土地のウイルスや細菌には免疫ができますが、日本の風土に特有のものには免疫が弱まっています。日本で流行しているインフルエンザの株、夏の蒸し暑さによる症状、高湿度による肌や粘膜の異常、これらは、帰国直後のあなたの体にとって「見知らぬ敵」です。まだ詳細がしていないウイルスや細菌の病気。
特に厄介なのは、帰国直後は精神的にも肉体的にも疲れていること。引っ越し作業、慣れない日本語環境、時差ぼけ、受験準備。免疫力が落ちているところに、日本の病気が襲いかかるわけです。
実例: アメリカから面接前に本帰国したAさん(18歳)は、帰国後1週間で高熱を出し、志望大学の面接を欠席せざるを得ませんでした。しかし、彼女はその後、別の大学の総合型選抜で合格を勝ち取りました。「あのときは絶望したけど、あきらめなくてよかった」と話しています。
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受験に直撃する「病気のリスク」とは
帰国生入試のスケジュールは、一般入試とは異なり、書類提出・面接・小論文・プレゼンなど、複数のステップが何か月にもわたって行われます。
病気になると
面接当日に発熱・声が出ない
小論文試験で集中力が続かない
試験日直前にダウン
特に帰国生入試では、「面接」や「プレゼン」 の比重が非常に大きいため、体調がそのまま合否に直結するケースもあります。
でも、諦めるのはまだ早い。受験日程は数か月に及ぶ
ここで大事なことをお伝えします。
総合型選抜を含む帰国生入試のスケジュールは、一般入試よりはるかに長期間にわたります。
例えば、ある大学の帰国生入試スケジュールを見てみましょう。
時期 イベント
7月 出願要項発表・エントリー開始
8月 一次書類審査(エッセイ・成績証明書)
9月 一次合格発表
10月 二次試験(面接・小論文・プレゼン)
11月 二次合格発表
12月 最終手続き
これに加えて、複数の大学を併願するのが普通です。A大学で10月に体調を崩しても、B大学は11月、C大学は12月に試験がある。これが普通です。
👇まだ間に合います。ミスしないように。しっかり対策と準備。
つまり、一つの日程で失敗しても、まだまだ挽回のチャンスがあるのです。たとえ病気で最初の志望校を逃しても、後ろの日程の大学で全力を出せばいい。帰国生入試は「一発勝負」ではありません。もちろん第一志望という重要さもありますが、全てが終わるわけではありません。第二志望に入学することは、あなたの知らない世界を知ることに違いはありません。
もし病気になったら? すぐにやるべき3つのこと
万が一、受験直前に体調を崩した場合、以下の対応をすぐに取りましょう。
まずは病院に行く
自己判断は禁物。早めに診断をもらい、治療に専念しましょう。海外生活の場合、医者にかかることを遅らせることが多かったはずです。
日本です。受験です。すぐに医者にかかりましょう。
志望大学の入試課に連絡する
多くの大学は、病気などのやむを得ない事情に対して柔軟な対応をしてくれます。面接日の振替、別日程の設定などが可能な場合もあります。連絡しないのが一番の失敗です。どんな病気かにもよりますが、深刻な病気になることもあります。医師に判断をもらい、その後日程にかかわる場合はすぐに大学担当部署に相談しましょう。
次の日程に切り替える
どうしてもその日の試験が無理なら、潔く次の大学・次の日程にシフトしましょう。無理して受けても良い結果は出ません。受けられるのであれば受験し、受けられないのであれば、次に集中します。次はきっと成功します。だから、次に向けて準備します。
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病気に負けないための事前対策
ここからは、病気になる前にできる予防策をお伝えします。
生活リズムを日本時間に合わせる
時差ぼけを放置すると免疫が下がります。帰国後1週間は睡眠を最優先に。朝起きて夜寝る。時間を決めて行動しましょう。
栄養と水分を徹底管理
日本の食事に慣れるまで、ビタミン剤やプロテインなどで補助してもOK。食事はおいしくて間違いなさそうな日本ですが、好き嫌いがある場合は、簡単ではありません。きちんとした商品のビタミン剤など、補助的に計算して摂取しましょう。
ストレスを溜めない
受験ストレス、環境の変化、友人たちとの別れ。ストレスはどんどんたまります。受験準備は計画的に進め、1日1回は好きなことをする時間を作りましょう。今までしてきた習慣はなんとか維持したり、環境の変化は気持ちでコントロールするようにします。
予備日程をあらかじめ調べておく
「もしこの大学がダメなら、次はこの大学」と、複数の受け皿を最初から用意しておくのが鉄則です。
大学によっては予備日を設定していることも。その予備日も含めて、他大学との併願日程を調整しましょう。
あなたの「帰国生」という強みを信じて
帰国生向けの入試方式は、海外で培った経験や本当の多様性、外国環境に負けなかったあなたの強さを評価してくれる場です。それは、日本でずっと育ってきた受験生とは異なる基準で評価されます。
病気で一つのチャンスを逃しても、その武器は消えません。数か月にわたる入試期間の中で、どこかで必ずあなたの番が来ます。焦らず、自分のペースで準備を続けてください。
「今月ダメでも、来月がある。来月ダメでも、再来月がある。」
総合型選抜の大きなメリットは、まさにこの「複数回チャンスがある」ことです。体調を崩したら、それは「少し休んで、次のチャンスに全力を注ぐ」サインだと思ってください。
あなたの帰国生としての経験は、どんな病気よりも強い味方です。どうか、健康に気をつけて、そしてあきらめずに、最後まで走り抜けてください。
応援しています。



