連載しています。その2です。

IB利用入試で直面する筆記試験「基礎学力」を確認するための試験の内容とは

の話しです。

 

しかし、

② 大学によって試験内容は千差万別

です。


筆記試験の有無や内容は大学によって大きく異なり、統一されたものはありません。まず、筆記試験そのものを実施しない大学も多く存在します。つまり書類審査と面接だけです。面接すらない大学学部もあります。

一方、筆記試験を実施する大学でも、その内容は多様です。

東北大学の特別選抜(IB枠)では、書類審査・面接に加えて筆記試験が課されます。
大阪大学の帰国生徒入試などでは、学部ごとに小論文・面接・口頭試問が行われ、内容は多岐にわたります。

広島大学の「光り輝き入試(国際バカロレア型)」でも、学部によっては筆記試験や小論文が課される場合があります。

このように、「IB入試=面接と書類選考だけ」という単純な図式は成り立たないことを、まずは認識しておく必要があります。

③ 最大の難関:過去問が公表されていない


ここで、IB生にとって最も頭を悩ませる問題が浮上します。それは、多くの大学がIB入試の過去問題を公表していないという現実です。

 

 

例えば、関西大学の2026年度IB入試では、経済学部において志願者がいなかったため、問題自体が作成されていなかったというケースも報告されています。このように、受験者数が少ない入試方式では、過去問がそもそも存在しない、または非公開であることが珍しくありません。

過去問がないということは、試験の形式、難易度、出題傾向を事前に掴むことが非常に困難であることを意味します。これは、対策を立てる上で大きなハードルとなります。

過去問がある場合でも、実際にそれを解いてみて100点満点中の50点程度であれば十分です。受験してみましょう。50点で不合格になるという確かな情報がある場合は考えなおせばよいでしょう。情報がない場合は50点でも面接や書類審査に合否がゆだねられる可能性があり、受験してみる価値は十分です。たった50点では合格できないと萎縮しがちですが、そこは励ましが重要です。

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④ それでも対策は必要

 

では、過去問がない中で、どのように対策を進めればよいのでしょうか。

 

【次回に続きます】