同じ内容を2人でそれぞれ考察して記事にしました。その1本目の記事です。2本目は明日のブログ記事を読んでみてください。2本とも多少内容が異なります。
「数学が苦手だから理系は無理」「文系なら数学から逃げられる」……進路を考える際、多くの受験生や保護者が直面する悩みです。
しかし、2026年現在の大学入試やキャリアパスを見ると、その考え方は少しずつ変化しています。結論から言えば、「数学嫌い=理系断念」と即断する必要はありません。 同時に、文系であっても数学を完全に捨てることが得策ではないケースも増えています。
数学が苦手な方の進路選びについて、最新の視点でまとめました。
数学が嫌いでも理系進学をあきらめなくて良い理由
「数学が嫌い」という気持ちの裏には、「今の授業やテストが苦痛」という理由が多いものです。しかし、理系の学問は多岐にわたります。
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まず、理系の中には数学の比重が比較的軽い分野が存在します。例えば、生物学、農学、看護学、あるいはスポーツ科学などです。これらの分野では、高度な数式を解く力よりも、観察力や実験データから法則を見出す力、あるいは人への共感力が重視されます。
また、大学入学後に「数学が学問の道具」として使われるようになると、パズルを解くような難解な受験数学とは異なり、がぜん興味が湧くという学生も少なくありません。もし、数学以外の理科科目が好きだったり、「やりたい研究」が理系分野にあったりするなら、数学への苦手意識だけで夢をあきらめるのは非常にもったいないことです。
文系なら数学がいらない大学入試はある?
一方で、どうしても数学を避けたい場合、文系学部には「数学なし」で受験できる大学が数多く存在します。
私立大学は、英語・国語・ともう1科目の3科目、あるいは2科目で受験可能です。また、近年増えている「総合型選抜(旧AO入試)」や「学校推薦型選抜」では、筆記試験よりも小論文や面接、これまでの活動実績が重視されるため、数学を一度も解かずに合格を勝ち取ることも可能です。
ただし、注意点があります。現在の国公立大学の多くは、文系であっても共通テストで数学を課しています。完全に数学を捨てる場合は、私立大学に絞るか、国公立で「数学を課さない入試方式」を探す必要があります。
2026年、あえて「数学」を味方につけるメリット
ここで少し視点を変えてみましょう。実は今の入試トレンドでは、文系であっても「数学ができる子」が非常に有利になる仕組みが整っています。
例えば、慶應義塾大学の経済学部や早稲田大学の政治経済学部など、文系の最難関学部では数学を必須、あるいは強く推奨する動きが定着しています。また、文系学部で「数学選択」をして受験すると、ライバルが少ないために合格可能性が高まるケースもあります。
さらに、社会に出てからの「データサイエンス」の普及により、文系就職であっても最低限の数字を読み解く力は必須となっています。
数学嫌いなあなたへのアドバイス
「数学が嫌い」という理由だけで理系をあきらめる必要はありません。まずは無料の学習サービスで、大学の学部紹介や入試科目を詳しく調べてみてください。
もし、どうしても数学が苦痛で文系を選ぶのであれば、入試情報サイトを活用して「数学なし」で受けられる大学を戦略的に選ぶことが大切です。
大切なのは「数学ができるかどうか」ではなく、「その学部で何を学びたいか」という意欲です。数学への苦手意識は、入試方式の工夫や学習環境の変化でカバーできる時代になっています。


