医学科合格への切符、それは「病院の空気」を吸うこと
 

高校生で医学科を目指すみなさん。勉強はもちろん大切ですが、実は「机の上だけでは見えない、合格への大きな一歩があります。それは、高校生のうちに、実際の病院やクリニックで「実習」のような経験を積むことです。

「実習なんて、大学生になってからでは?」と思うかもしれません。しかし、特に近年の医学部入試では、この経験が単なるアピールポイントを超えて、「合格の条件」に近い重要性を持ちつつあるのです。

なぜ、高校生のうちに「病院の空気」を吸うのか?
その理由は主に2つあります。


あなた自身が、「本当に医師になりたいか」を確かめるため
 

医師の仕事は、テレビドラマのような華やかなものばかりではありません。白衣を着て歩く姿の裏には、重い責任、長時間の勤務、複雑な患者との人間関係、そして時に直面する生命の現実があります。高校2年や3年といった早い時期にそれを自分の目で見ることで、「この現実を知った上で、それでも私は進みたい」という揺るぎない確信を得られるのです。この確信は、面接で何よりも強い説得力となります。

 

 

大学に、「並外れた行動力と熱意」を証明するため

日本の大学医学部は、単に学力が高い生徒よりも、「医師になるという目標に対して、自ら能動的に動き、困難を乗り越えられる生徒」 を求めています。高校生が個人で病院実習の機会を作ることは、簡単なことではありません。だからこそ、それを「なんとか成し遂げた」という事実そのものが、あなたの積極性、計画力、そして折れない心を物語る最高のエビデンス(証拠)になるのです。

「実習」って、何をすればいいの? ハードルは高くありません


「実習」と聞くと、何か難しいことをしなければ、と身構えてしまうかもしれませんが、形式はとてもシンプルで構いません。

内容は「シャドーイング」で十分:医師の後ろにぴったりついて、診察や患者さんとの会話をそっと見学(シャドーイング) するだけでも立派な経験です。

場所は、身近なところからでOK:大きな大学病院でなくても良いのです。地域の個人医院(クリニック) や、中規模の病院でも全く問題ありません。むしろ、地域医療の現場を間近で見られる貴重な機会になります。

 

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期間も、まずは「1日」から:たった1日、病院内で看護師さんや事務の方の働きぶりを見せていただくだけでも、医療現場の「チーム」としての動きを理解する大きな学びになります。夏休みなどの短期体験プログラムを利用するのも賢い方法です。

周りの力を借りることも、立派な「行動力」です

「どうやって機会を作ればいいかわからない…」そんなときは、ありとあらゆる周りの大人に相談してみましょう。ご家族に医療関係の知り合いがいれば、相談に乗ってもらう。学校の先生に、コネクションがないか聞いてみる。親御さんが一緒に病院に問い合わせの電話をしてくれることもあるでしょう。

 

風邪をひいてかかる、かかりつけ医に相談することも。親の病院の予約についていくことも。親が元気なら、親戚などにもお願いする。とにかく、必死で、親も手伝ってその機会を模索することです。

この「周りの力を借りる」行為は、決して恥ずかしいことではなく、「この子を応援する環境がある」という強さの表れです。大学側も、家族の協力やサポートネットワークを、ポジティブに評価します。大切なのは、「できない理由」を探すのではなく、「どうやったらできるか」をあらゆる方法で考え、実行に移す姿勢そのものなのです。

 

コロナ過の2年間はかなり難しかったですが、それでも2023年以降は普通に病院実習を体験した生徒が多くいますから、もしあなたにとってそれが難しいと感じているのであれば、努力不足です。

医師への道は、知識を積み重ねる学びの道であると同時に、人間性を磨く旅です。その旅は、教科書を開く前にもう始まっています。勇気を出して一歩を踏み出し、白衣の背中から、医療の「体温」を感じてきてください。その経験が、あなたの志望理由書に、そして面接の言葉に、説得力と輝きをきっと与えてくれるはずです。