大学入試の総合型選抜で面接の前に行われる謎のあれ

 

大学入試の総合型選抜で個別(個人)面接以外に行われるグループディスカッションやプレゼンテーション、模擬授業など態度や習慣などの個人の基礎学力以外を評価する試験において、何が見られているのかを整理します。

 

これは、これまでに身につけた物事への取り組み方や、日常生活における行動の傾向が評価の対象となります。また、協調性やリーダーシップ、意見を言えるだけではなく、どのような思考において意見を言っているか、議論する姿勢や提案力も見られます。

 

 

つまり、学習における知識の量ではなく、大学で学び、その後社会で活躍するために必要な基礎的な資質を見極めるための評価だと言えるでしょう。
 

大学によっては「態度習慣評価」と言われたり。面接より前に行われる試験の1つですが、名称や実施方法は大学によって様々です。

 

で、何を見られる?
 

評価の具体的な観点は大学や学部によって異なりますが、主に以下のような点が注目されます。

主体性と自己管理能力
自ら目標を設定し、計画的に学習や課外活動に取り組めるか。
約束や期限を守り、責任を持って物事を遂行できるか。
困難に直面した時に、自分で考え、乗り越えようとする姿勢があるか。

 

 

協調性とコミュニケーション能力
他者の意見を尊重し、建設的な対話ができるか。
グループの中で、自分の役割を理解し、他者と協力して目標を達成できるか。
自分の考えを、相手に伝わりやすいように整理して表現できるか。

物事への取り組み姿勢と持続力
与えられた課題に対して、最後まで粘り強く取り組むことができるか。
失敗を恐れず、新しいことや難しいことにも積極的に挑戦する意欲があるか。
日々の学習や活動を通じて、習慣的に努力を継続してきたか。

社会性と倫理観
周囲への気配りや思いやりを持って行動できるか。
ルールやマナーを守り、社会の一員としての自覚を持っているか。

 

 

評価が行われる場面と対策のポイント
この評価は同時に平行して面接やグループディスカッション、課題レポートなど、選考のさまざまな場面で行われます。

面接での対策
「高校時代に力を入れたこと」などの質問に対して、具体的なエピソードを交えて話すことが効果的です。例えば、「毎日30分の英単語学習を継続した」という習慣と、それによって「英語の長文読解力が向上した」という結果を結びつけて説明できれば、習慣の力と主体性をアピールできます。

面接官の質問にしっかり耳を傾け、相手の目を見て、はきはきと答えることも、尊重の態度を示すことにつながります。

 

 

グループディスカッションでの対策
積極的に発言することも大切ですが、他者の発言を遮らない、異なる意見にも耳を傾けるといった協調性も評価されます。

自分がリーダーシップを取るだけでなく、他のメンバーの意見をまとめたり、議論を軌道に戻す役割を果たしたりすることも、社会性や協調性のアピールになります。

まとめ
「態度習慣領域評価」は、あなたがこれまで培ってきた「人としての在り方」や「行動パターン」 を見られる機会です。

「良い態度」を演じようとするのではなく、これまでの学校生活や課外活動、日常生活の中で、自分がどのように考え、行動してきたかを振り返り、自分の言葉で誠実に伝えることが、何よりも大切です。面接やディスカッションでは、ぜひありのままの自分を表現してみてください。

受験対策としては、これまでの経験を振り返り、自分の強みや特徴を言語化しておくことが有効です。何かさらに詳しく知りたい点があれば、お気軽に質問してください。