海外インター校から日本の国立大学医学部医学科受験の方へ。

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🌷 英語を学ぶほどに、日本語が大切な理由
 

〜インターナショナルスクール生の日本語維持・強化ガイド〜
 

❓ なぜ英語力を伸ばすのに、日本語が重要なのか?
「英語環境で学ぶのだから、英語に集中すべき」と考えがちですが、実はこれは大きな誤解です。研究によれば、母語の基盤がしっかりしている子どもほど、第二言語の習得もスムーズであることが分かっています。

特にEAL(English as an Additional Language)・ESL・ELLで学ぶ子どもたちにとって、日本語力は単なる「言葉の能力」以上の意味を持ちます。

思考の土台:複雑な概念を理解し、論理的に考える力は、まず母語で形成されます

文化的なアイデンティティ:自分がどこから来たのかを理解する基盤

学習の転移:母語で獲得した読解力や論理的思考力は、英語学習にも活かせます

母語を軽視することは、思考そのものの基盤を危うくする可能性があるのです。

 

 

📚 年代別・日本語維持の具体的な方法
【中学生向け】基礎力固めと自己表現のバランスを
読書習慣の確立


毎日30分、日本語の本を読む時間を確保

興味のある分野から:ライトノベルでも漫画でも、まずは「読む楽しさ」を

おすすめ:村上春樹、吉本ばなななど、海外でも読まれている作家の作品

日本語での「思考の整理」

日記やブログを日本語で書く習慣を

EALの授業で学んだ内容を、日本語で要約してみる

「この考えを日本語でどう表現するか?」と自問するクセを

デジタルツールの活用

日本語のニュースアプリをインストール

日本語のポッドキャストやオーディオブックを聴く

オンラインで日本の友人と定期的に交流

 

 

【高校生向け】アカデミックな日本語力の強化
学術的な日本語への対応


大学受験を視野に、評論文や論説文に触れる

日本語で書かれた教科書や参考書を活用(歴史、数学など)

オンライン講座(JMOOCなど)で日本の大学の講義を受講

複言語能力の活用

同じテーマについて、英語と日本語の両方で資料を読む

英語の論文を日本語で要約、またはその逆を行う

バイリンガルとしての強みを自覚した学習法の確立

進路を見据えた準備

日本の大学受験を考える場合は、早めに情報収集

日本語での面接練習や小論文対策

オープンキャンパスのオンライン参加や、帰国子女受験の情報チェック

🎯 日本語維持が大学進学に役立つ理由
日本の大学受験

帰国子女入学試験では、日本語能力が直接の評価対象に

小論文や面接で、複眼的なものの見方が評価される

海外の大学

バイリンガル能力が強みとして評価

日本語を維持していることが、継続性と文化的ルーツの証に

 

 

長期的なキャリア

グローバル人材として、日本語と英語の両方で仕事できる能力は希少価値

文化的な理解を深めることで、真の国際感覚が養われる

💡 家庭でできるサポート術
会話の質を高める

夕食時などに、その日学んだ内容を日本語で説明してもらう

時事問題について家族で議論する機会を作る

日本語環境の整備

家の中には日本語の本や雑誌を常に置いておく

日本の文化行事(お月見、節分など)を家庭で楽しむ

バランスの取れた評価

英語の成績だけでなく、日本語の成長も認めてあげる

「どちらの言語も大切」というメッセージを伝え続ける

 

 

🌟 大切な心構え
日本語の維持は、「過去をつなぐ」だけでなく、「未来を拓く」投資です。英語力を伸ばしながら日本語も大切にする——このバランスが、多様な価値観が共存する現代社会で、強固なアイデンティティを持って生きていく力となります。

「言葉は単なる道具ではなく、考え方そのもの」です。二つの言語を行き来する経験は、お子さんに柔軟で多角的なものの見方を与えてくれるでしょう。

インターナショナルスクールで学ぶお子さんが、英語と日本語の架け橋として、そして両方の文化を理解できる真のグローバル人材として成長されることを願っています。

「一本の樹が二つの根を持てば、より強く育つ」——バイリンガル教育の大切さを、どうか忘れないでください。