IBDPで高得点なのに大学不合格。高得点より大学合格に必要なこと。
「国際バカロレア(IBDP)では、高得点より研究コンペ入賞が大学合格の近道」
と話すと・・・
「本当ですか?」と驚かれる方も多いです。
しかし事実、IB選抜を行う大学の多くは「ボーダー設定得点以上の得点者」から研究実績を持つ生徒を優先的に合格させています。これは、国立大学医学部医学科の国際バカロレア選抜入試においてもです。
それはなぜか???
大学がIB生に求めているもの
大学入試課・選考担当者の本音を考えてみましょう。
大学入試事務担当者「IBDP生に対しては偏差値の考えは使えないと聞いています。出願書類も多く、いろいろ気を使います」
某国立大入試担当者アドミッションオフィサー:「IBの本質は探究プログラム。点数より『知を創る力』を見ます。IBDP期間だけではなく、研究を行っている生徒の実力は大学生以上のことも。その研究では大学院生と対等に議論ができます。普通の生徒にこの能力はありませんし、その能力を大学4年間で獲得できる学生は半数以下です。高校卒業時点でその能力があると分かることは重要」
某私立大学担当教授:「IBDPハイスコアより科学コンペ入賞者を選ぶのは、既存答案を再生産する能力と新知識を生み出す能力は別物だからです。研究内容と志望学部学科が一致している場合、研究室の即戦力と言えるくらいです」
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実際に、あるIB生はこう語ります「IBスコア41点の同級生が落ち、私(37点)が慶應SFCに合格。審査官から『AI倫理の研究レポートが決め手』と言われました」
大学は「IBDPのスコアで最低点の設定はする。それは、大学で勉強をがんばる基礎力の到達点の位置づけ。国際バカロレアの生徒には、それ以上の基礎学力は加点しない。その他の項目で加点する」
国際バカロレア(IBDP)で大切なのは試験の点数だけじゃない!研究コンペで差をつける大学合格戦略
今日はIBDPの「点数神話」についてお話しします。よく「IBで40点以上取らなきゃ良い大学は無理」と言われますよね。
でも実は、高得点より研究コンペでの実績が合格への近道になるケースがほとんど。
もちろん、基準点が設定されている場合は、それ以下では受験できません。また、募集要項にIBDP必要得点や条件が明記されている場合は、1点たりなくても仮合格が取り消されます。つまり、その基準点達成が目標で十分なのです。それ以上を目指し、必要以上に科目の勉強に時間をつぶして、学校カリキュラム外の研究コンペ出場やディベート、模擬国連参加などができない場合は、あきらかにマイナス要素です。
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なぜ研究活動が成績より重視されるの?
大学が知りたいのは「あなたがどんな学びの探究者か」ということ。IBの点数は努力の証ですが、研究活動はあなたの知的好奇心・問題解決力・独創性を証明する強力な材料になります。
一般入試ではなく、国際バカロレア入試における、たった「数名」「若干名」の枠を目指しているのです。その枠は、特別な生徒に向けて用意されているのです。その特別な生徒とは、どんな生徒なのか? 天才ではありません。そこを理解する必要があります。
例えば
科学コンペで入賞した高校生(優勝でなくて入賞で十分)
独自の社会調査を論文にまとめた生徒(論文は高校生コンペなどで発表できるレベルであること)
地元の環境問題を研究し政策提言した学生(提言は、担当部署へ送付され、返信があること)
こうした経験は、点数だけでは見えない「その子らしさ」をアピールできます。
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国内外の大学が求める人材像
海外大学
「テスト高得点者」より「社会課題に取り組む情熱、その実績がある生徒」を評価(ハーバード大アドミッションオフィサー談)
日本の大学(AO入試)
東大PEAK・早稲田TAISIなどは研究計画書を最重要視。慶應SFCも「探究実績」を評価。
あるIB生の実例
「IBスコア38点でも、国際環境コンペ入賞が決め手で超人気国際学部合格。周りは40点以上で書類審査落ちした友達も」
点数 vs 研究活動:バランスの取り方
無理に40点を追うより「ほどほどの高得点+研究実績」が最強です。
戦略+ー+メリット+ー+注意点
研究重視+ー+合格率UP・個性アピール+ー+スコアが低すぎると書類落ちのリスク
点数重視+ー+一定の評価は得られる+ー+同条件の受験生と差がつきにくい
目安としては
海外トップ校:IB 38点以上+研究実績
その他の海外校:IB 30点以上+研究実績
日本難関私立大看板学部:IB 35点以上+研究実績
日本医学部医学科:IB 36点以上+研究実績
国立大学理学部・理工学部:IB 30点以上+研究実績
今日から始める3ステップ
テーマ探し
「スマホ依存症対策」でも「地元特産品の保存法」でもOK!「面白い!」と思うことが第一歩。
小さな挑戦
いきなり国際コンペではなく、学校の文化祭発表や地域のコンクールから始めてみよう。
記録する習慣
研究プロセスを写真・動画で残すと、ポートフォリオ作成時に役立ちます。
過去記事と、ツイッター(X)@iBnoAHO において研究のヒントを掲載しています。
👇まとめ。情報量多め。スマホでも読めます。
大学が本当に見ているもの
「IB42点の完璧な成績表」より「失敗も含めた研究プロセスを語れる生徒」に価値を見出す時代が来ています。
あるMIT教授はこう言いました:
「研究室で欲しいのは、点数を取るマシンではなく『なぜ?』を追い続ける人間です」
重要な気づき
IBDPはそもそも「テストで高得点を取るため」ではなく「研究者としての素養を育むため」のプログラム。大学がIB生を欲しがる真の理由は、画一的な試験対策秀才ではない人材を獲得するためなのです。
点数は通過点。あなたの探究心こそが、未来のキャンパスへのパスポートですよ!
近いうちに「IB生のための研究テーマの見つけ方」をご紹介します!
研究コンペでの入賞方法は過去にあげていますが、再度掲載予定。
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