海外IB校の夏休み活用術~CAS・EEに役立つ実践プロジェクト5選


夏休みは、国際バカロレア(IB)生にとって、CAS(創造性・活動・奉仕)やEE(課題論文)の研究を深める絶好の機会。世界のIB校では、この期間を利用して、ユニークな学びや社会貢献プロジェクトに取り組む学生が多くいます。今回は、海外のIB校で実際に行われている「夏休み特別プロジェクト」を5つ紹介し、日本のIB生にも役立つヒントをお届けします。

1. シンガポール:海洋プラスチック問題解決プロジェクト
シンガポールのIB生は、地元のNGOと協力し、海岸の清掃活動とマイクロプラスチックの調査を実施。生物学や化学を履修している学生は、採取したサンプルを分析し、環境科学のEE(課題論文)に活用しています。

 

このプロジェクトは、CASの「奉仕」としても認定され、持続可能な開発目標(SDGs)と結びつけた学びが特徴です。

 

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2. スイス:アルプス生態系調査(生物学・地理学)
スイスのボーディングスクールでは、夏休みにアルプス山脈でのフィールドワークを実施。生物多様性の調査や気候変動の影響を記録し、データをEEや内部評価(IA)に活用します。自然環境と人間活動の関わりを学ぶことで、地理や環境システム社会(ESS)の理解が深まります。

 

国や住環境の特色を活かしたカリキュラムは、学校独自のものとして評価されます。

3. イギリス:歴史都市での文化保存プロジェクト(TOK・歴史EE)
イギリスのIB生は、オックスフォードやエディンバラなどの歴史的な街で、地域の文化遺産を記録・保存する活動に参加。古文書のデジタル化や古老へのインタビューを通し、「知識の理論(TOK)」で問われる「歴史的事実の解釈」を実践的に考察。この経験は、歴史EEのテーマ設定にも役立ちます。

 

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4. カナダ:先住民コミュニティとの協働プロジェクト(社会奉仕・人類学)
カナダのIB校では、先住民(ファーストネーションズ)のコミュニティを訪問し、伝統文化の継承支援を行うプログラムがあります。言語や芸術を学びながら、社会的不平等や文化の多様性について考察。これは、CASの「活動」や「奉仕」として評価され、人類学や社会学的なEEのテーマにも発展します。

5. オーストラリア:STEMサマーキャンプ(数学・科学IA)
オーストラリアでは、大学や研究機関と連携した「STEMサマーキャンプ」が人気。ロボット工学やデータサイエンスのワークショップに参加し、数学や科学の内部評価(IA)の実験データを収集します。特に、物理学やコンピューターサイエンスを履修する学生に役立つ実践的な学びです。

 

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日本のIB生へのアドバイス:夏休みをどう活用する?
海外の事例を参考に、日本のIB生が夏休みを有効活用する方法をまとめました。

① 地元の社会問題に目を向ける
(例:地域の高齢化問題、自然保護活動)

② オンラインで国際プロジェクトに参加
(例:国連主催のSDGsイベント、海外学生との共同研究)

③ EEやIAのデータ収集を優先
(例:アンケート調査、実験・フィールドワーク)

「ただの休み」ではなく、「学びを深化させる期間」と捉えることで、IBディプロマの達成度が大きく変わります。

なお、学校は学校で、独自のカリキュラムやプログラムを産み出す必要があります。

 

日本の国際バカロレア校は生徒に任せすぎなところがあります。本来、学校はかなりのサポートを行って、それをもとに生徒はそれを利用しつつ、自分で考えたことを始めていきます。

 

きっかけや、機会はキチンと学校が準備するものとなっています。日本の一条校国際バカロレア校ではまだまだそれが不足しています。