日本の大学で理系学部に女子枠を導入した主な大学は以下の通りです。特に2024~2026年度にかけて新規導入が相次いでいますね。

【国立大学】
東京科学大学(旧東京工業大学)
2024年度から情報理工学院・物質理工学院など4学院で女子枠を導入。2025年度は149名に拡大(全学部の約20%)。

京都大学
2026年度から理学部・工学部で女子枠を新設(物理学・地球惑星科学など計39名)。

大阪大学
2026年度より基礎工学部(電子物理科学科など)で女性枠を設置。

名古屋大学
工学部のエネルギー理工学科(2023年度~)、2025年度から化学生命工学科・機械航空宇宙工学科にも拡大。

神戸大学
2025年新設の「システム情報学部」で女子枠15名を設定。

 

 

【公立大学】
神戸市立工業高等専門学校
2026年度から「女性エンジニア養成枠」20名を新設。

大阪公立大学高等専門学校
2027年度に女子枠導入予定。

【私立大学】
芝浦工業大学
2018年に初導入し、2027年までに女子比率30%を目標。

青山学院大学
2026年度より理工学部で女子枠を設置2。

東京理科大学
工学部などで女子枠を導入(2024年度~)。

【特徴】
対象学部:機械・電気電子・情報系が中心

選抜方法:総合型・学校推薦型選抜が主流で、面接や小論文を重視。

背景:理工系女子の割合がOECD最下位(日本19% vs 平均30%超)の是正が目的。

 

👇海外からは総合型を目指すのが一般的です。国際バカロレア入試とか。手続きは大変ですから、2、3年前から予行演習を。

海外在住で、日本の大学を国際バカロレア選抜、特別入試、総合型選抜、帰国生向け入試などで受験する前に読む本

 

【今後の動向】
2025年度は国公立30大学が女子枠を導入(2024年度の2倍)。

航空大学校(パイロット養成)も2027年度から女子枠20名を予定。

詳細は各大学の募集要項を確認ください。女子枠は受験機会の拡大に加え、奨学金制度を組み合わせる大学も多いため、理系志望の女子生徒は要チェックです。

 

ちなみに、女子枠ネタは、かならず男性差別と言われます。

現状の女性差別があることは無視されますが、だからといって男性差別はよくないと。たしかにですが。

 

ちなみに、女子枠を作る大学に対する子どもを持つ保護者と、生徒の感想は? といえば、女子枠がないより、あるということは女学生が増える・確実にいるので、安心という女生徒とその保護者。女性がいない学部なんて入りたくないという男子生徒。偏差値がある程度上の大学であれば、「女子枠なんてけしからん」という理由でその大学を受けない選択は決してしないという現実、つまり偏差値を下げた大学にすることもなければ、偏差値が到達していない大学を受けるリスクを取らない。

 

一方で、生徒へのアンケートでは男女ともに女子枠は多少の問題・不公平があるのではと感じている生徒が多いとも。ただし、この話しには裏もあり、つまりだからといって志望校を変えない。

 

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ここに多少の矛盾があります。つまり、偏差値の方が重要なので、合格できる最大限上の偏差値の大学を選ぶのが主流となっている日本において、本来の選択ではないことが行われているとも言われます。大学を名前で選ぶのでもなく、偏差値で選ぶだけだということですね。

 

女子枠への募集をかけても十分受験者数があがらない大学があることはあるのですが、総合格者・定員の人数調整は普通に一般入試枠で行います。女子枠が原因で定員割れにはなりません。

 

話題になって、批判されたとしても、その批判をする世代は実は今後数年後に大学受験を控える世代ではないと言われ、批判の影響が少ないということがあります。

 

ちなみに、東北大学では女子枠を設けておりません。女子枠を作らない理由として、「女生徒に選んでもらえる環境作り・大学作りを行い、選んでもらえる大学」を進めているから。総合型入試拡充もあり、女生徒が受験しやすくしているという理由。この場合は叩かれませんね。

 

ちなみに、女子枠は私が発案して進めているのではないので、私に文句を言わないでください。