IBDP国際バカロレアのディプロマプログラムの最終結果が発表されました。
それは、大学合格が最終決定する瞬間でもあります。
アンコンディショナルですでに合格が決まっている生徒は、最終結果が多少悪くなっていても問題は感じないでしょう。
しかし、多くの生徒はコンディショナルオファーを持っていたはずです。
つまり、事前に発表されているプレディクテッドスコアー(予想の最終成績)をもとに大学がコンディショナルオファーを提示していて、そのプレディクテッドスコアーに達しているかそれ以上ということが条件になっていた合格の場合、その得点以下であれば困難が待っています。
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学校側が生徒にやさしく得点を付けることには弊害があります。
また、大学合格を勝ち取るために、予測得点(プレディクテッドグレード)をちょっと得点を高めにしすぎる学校や先生が洗い出されます。
学校は生徒をひいきすることなく、きちんと外部と比較検討して採点をする必要が国際バカロレアにはあります。
日本の学校は、その先生達の生真面目さから得点が厳しいと言われます。それは評価されるべきですが、正論ばかりの世の中ではないことは、生徒が一番分かっていますね。
今DP1を終えてDP2になる生徒は、学校内での仮の大学受験用のプレディクテッドスコアーがでていますが、かなり厳しくつけられているようです。
最終試験の難易度は毎年変動します。
さらに、今年起こった事前問題回答流出の影響は実際は大きかったようです。
今回の流出の後、慌てて採点を導き出す複雑なプログラムをいじっていますが、学校によって、その教科によって、その担当の先生によっていろいろな弊害が生じているようです。
2020年のようなことですが、部分的な複雑な弊害のため、一致団結してその結果がおかしいと言えない状態のようです。
いろいろある国際バカロレアですが、国立大学の国際バカロレア入試では、かなり低いグレードからの受験が可能です。
国際バカロレアの最終グレードはそれほど重要ではなく、しっかりと学習し、研究し、自信をもって面接にのぞめば国立大学にも合格できるのが国際バカロレア生です。