海外、国内を問わず、国際バカロレア校やインター校のカリキュラムにはかならずビジネスに関することが含まれます。

 

これは、最近日本で聞く金融教育とはことなり、もっと、商売に関連したことです。

 

つまり、何かを企画し、販売し、利益を得る努力をすること。

 

商品企画と販売:
生徒たちは、チームで商品のアイデアを考え、企画、設計します。例えば、手作りの工芸品、食品、アクセサリー、Tシャツなどがあります。

 

マーケティングの役割、計画(商品、価格、プロモーション、場所)、販売予測、市場調査、国際マーケティング、Eコマースなどについて学びます。

 

売り上げは学校内の慈善活動や社会貢献プロジェクトに寄付されることが一般的です。

 

 

さらに、企業や団体も学校と提携して、教育プログラムや資金援助を提供することがあります。それだけではなく、生徒自身が企業にかけあって、コラボアイテムを作ることも。

 

プレゼンテーション、マーケティング、販売、予算管理などのスキルを学ぶことができますが、同時にグループで行うことでのチームワークも必要です。

 

生徒たちが企画する商品でよくあるのが、リサイクル素材を使った商品、古着をリメイクしたバッグやポーチなどの手作り商品、アクセサリーやキーホルダー、ポストカード、クラフト作品などですが、時たますごいアイデアを持ってくる生徒、さらにはそれを実現してしまう生徒、かなりの利益をたたき出す生徒がいます。

 

そんな生徒、特に売り上げがすごい生徒は新聞に掲載されるなど目立つことから、キラキラ課外活動とやゆされます。

 

 

でも、結局やっていること、考えていること、勉強していることは同じなのですけどね。

 

ちょっとしたラッキーな思い付きだけがこのカリキュラムの目的ではないので、学校や大学側はそんな目立ちかただけに注目することなく、しっかりとしたシラバスとの対比で評価をしてあげることが必要です。