インターナショナルスクールのネタでは定番ですが、
子供をインターナショナルスクールに入れて本当によかったこと
の話し。
でも、要注意なのが、多くのブログやnoteにおいては、日本の普通の学校との比較はあくまでも想像でしかないということ。
つまり、子供が1年間をインター校で過ごしている間には、その子は普通の学校に同時には通えないので、多分〇〇とう利点にしかなりません。
小学校5年まで普通の小学校に通い、次の年度から海外のインター校に入学となると、小学校同士の比較はできなくなります。
また、中学1年生を終えるころにインター校のセカンダリーに転校し、高校卒業大学入学までをインター校だったという場合は、多くの日本の一般例との比較です。中学校や高校をほとんど知らないわけですから。
兄弟がいて、年齢差から日本の普通の学校もインター校もよく分かっているといっても、人が違い、性格も異なりますから、すべてが同じようになるということはありません。仕組みや流れは理解できますが、それが全ての生徒に対して同じように作用するわけではないですから。
インター校でできたのだから、その生徒は他の学校でも、日本の普通の学校でもできたかもしれないということもあります。普通の学校にその仕組みや活動がなくても、新たに主導して始めることができただろうということは多々ありますが、一方でそんなことをするのはおそらくものすごい大変だろうなあということが多々あります。それが日本の学校だから。
例えば、模擬国連の実績が一切ない高校と、校内でクラブ活動としてもMUNを行っているインター校。
この差は大きいです。
また、よく言われる発言力や積極さと創造力(想像力ではなく)。インター生でなくても、しっかり身についている生徒がいる場合もありますが、それはやはり一部の例外的な生徒で、その生徒は優秀な学校のトップクラスの生徒であったり。総数でいえばインター校の生徒のほうが割合として多くなります。
普通の成績のインター生にはあるけど、国内校の生徒の場合はトップクラスだけ。そうなると、インターのメリットに思えますね。
もちろん、インターに通えば自動的になるとうことではないので、再現性の問題があります。
兄弟姉妹そろって同じインターへ入学して卒業しても、その2人は違う結果になりますから。
さらには、入学時の年齢と何歳まで通えるか、さらには通うインター校の違いが大きくかかわってきます。
リーダーシップ。インター校定番のスキルですが、インター校の中でもリーダーシップがある生徒は一部です。多くの生徒はついていくだけです。
ここで皆さんが疑問に思われることは、このブログはインター校推しではなかったの?ということでしょう。
さらに、海外の国際バカロレア推し。
そうです。結局国内校でも優秀な、つまり進学校でトップクラスの学校の場合は、インターにまけないスキルを身に着けますてきます。
それでは同じなのかというと、そうではなく、明らかな違いがあります。
学科のカリキュラムの話しではありません。
もちろんそこにも、実験を多用する(SSHにはあります)とか、ディベートなどの活動が盛ん(ディベートで有名な学校もあります。ただしSSH校ではない)とか、小さな違いが多々でてきますが、もっと大きな話しになります。
つまり、それは、進学先の選択が学校進路担当主導ではないとういこと。
最優秀な生徒に向けて医学部を押してくることはありません。
この違いは優秀な生徒にとっては大きな違いです。
優秀ではない生徒はどうでしょう。優秀ではないという言葉は不適切ですが、つまり学校が医学部を押してこないような学力の生徒。
違いはなんでしょうか?
それは自由度です。
これは厳しいインター校と国内の普通校を比較しても、インター校はありとあらゆる点で自由度が高いです。
授業における課題の選択幅は大きく、各種活動の選択から加入退会も、時間の使い方から、登下校まで。
カリキュラム設計から、持ち物という些細なことまで。
世界的なトップクラスの大学の中のさらに人気学部に入学する生徒から、大学進学の学力が足りない生徒までいます。これが幅広いということですね。
それを自由に選択していける。ありとあらゆる自由度があります。
ここでは、落ちこぼれるという考えではなくなります。つまり、そうなった。それだから次はこうする。どんどん現状に合わせた選択をしていくことになります。
転校する、学年を1つ落とす(留年)までも選択肢に。
この自由度の中から選択しながら、選択するものがなければ作り出しながら進んでいくのがインター校です。
ちょっと曖昧な表現ですが、小出しにしつつインター校、国際バカロレア校のネタを話していきます。