努力するのも課外活動(アート編)
アートが課外活動?
と思われた方は、課外活動のことを勘違いしています。
基本的にはなんでも課外活動になります。
さて、課外活動とアートに関してですが、日本では2025年3月下旬から、世界遺産の二条城でアンゼルム・キーファーというアーティストの大規模個展が予定されています。
👇美術の教科書以上に教科書。在庫がありません。
さらにそのドキュメンタリー映画『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』が6月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国順次公開されます。
将来アートの道(ここでは美術のことです)に進みたい生徒はこの両方をおさえておくことも重要です。
つまり、有名なアーティストが日本で行う大規模な展覧会。
有名な映画監督によるそのアーティストの英語。
この2つが体験できる国はそう多くはないのです。
また、生徒の多くはまだこのアーティストを知らないでしょうから、知ることにも意味があります。
アートの道は非常に厳しく、国際バカロレアの美術科目を履修してみるとその難しさに驚くでしょう。自分で選んだアート作品をみて、その背景や作者の心情、時代と環境などを踏まえた考察を、その人の技法の特徴を抜き出しながら描き、論じます。
アートで生きていくためにはすでにセカンダリースクールの段階でこのレベルを行う必要があるということです。
さて、これの何が課外活動につながるのでしょうか?
まず、イベントの中で多くのワークショップが行われます。
その参加や、その中でのボランティア募集に注視しましょう。
👇気晴らしに。
ボランティアには知識が必要なこともあります。
また、ボランティアを募集する前の段階からアプローチすることも重要です。
そのために、しっかりと事前に関連アートの勉強をしておくことが必要です。
その自主勉強も課外活動になります。
しっかりとまとめ、論文形式を目指します。
サイエンスコンペティションと同じアプローチですね。
この展覧会以外でも同様にアプローチできますが、基本的に高校生ができるボランティアは非常に少なく、ほとんどありません。
👇アートの味方とは?の原点の本。
活動日時が平日の昼間になってしまうことも多く、大人に混じって参加が難しいですね。
アート関連ボランティアは取り合いですし、コネクション作りも容易ではありません。
しかし、探せばあるので、常に行動しながら探す必要があります。
その難しさがアートでの進学の難しさを物語ります。