IBDPのCASとは、ボランティア活動などの無償の活動を行うことで評価を得る授業のことといったら分かりやすいでしょうか?

 

学校の特定の時間内に行うのではなく、学校外や休日、自宅でもどこでも、いつでも何時でも。

 

悩ましいのは、趣味のようなことを自宅で行うだけで、その証拠写真でも添付するだけでCASとして認められることです。

 

そんなのでよいの? と多くの生徒が思っていますが、CASの一部としてなので、まあ1つはクリアーだという気分で、次を探して行動します。

 

また、CASで何をしたのかを質問されたときに、しっかり自信をもって返答ができることが重要なので、そのことを考えるとCASとしてなんでもよいとはいきません。

 

どんな活動かという詳細な点があるのではなく、Creativity、Activity、Serviceに該当することと大まかな指示ですから、幅がひろく、いろいろなものがCASに該当します。

 

ボランティアではなく、単純に何かを作ることまでもが該当するので、その学校の担当の教師と相談しながら進めます。

 

このCASで、てきとうになんでもよいからと進めてしまうと、IBDPの結果を利用した国際バカロレア入試で足元をすくわれることがあります。

 

つまり、できれば、大学で学びたい学科に関係する、つながっていく内容をCASにもってくる方が良いのです。

 

そのCASでも、よく言われるキラキラがある生徒と、何でも良いから適当に活動しただけだなあと思われる生徒がいます。

 

そこで、紹介したいのは、桜美林大学が中高生向けに行っているプログラム。

 

詳細が大学へ確認してください。

 

ここの良い点は、桜美林大学が国際バカロレア入試を行っていることも関係しますが、その中高生向けプログラムがCASになる点です。

 

つまり、大学がCASを理解していて、これはCASに該当するよと言っているのです。

 

ちょっと確認すれば分かりますが、やはり立派なCASになります。

 

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そして、大学内での活動なので、アピール具合がよろしいようです。

 

このように、大学内で中高生向けに行われるプログラムはいろいろな大学がいろいろと準備していますから、近所の大学だけではなく、週末を利用したり長期休暇を利用して泊りがけで参加することも踏まえて、親がしっかりと探して提案してみることは重要です。

 

国際バカロレアが難しいと言われますが、親ができることも多く、親が本気で子供の学習の手助けをするということが、成績に直結する場面も多いのです。

 

なお、ちまたにはいろいろな情報があり、大学入試などに非常に有効なことも多いですが、一般的にディープな良い情報ほど評価されないという傾向があります。

 

つまり、1人でも多くが知ってしまうことで、子供のライバルを作ることになるからですね。

 

つまり、情報はしっかりと自分で確認して、子供のために調べて、そして、試してみたりする。

 

面倒や手間暇かかりますが、こればかりは避けようがないです。