不登校という新たな挑戦。子供にとって、それは挑戦です。
不登校、つまり学校に行きたくないと言いはじめた子供。
その子供を無理やり引っ張って、張り倒しながら学校に連れて行く時代は終わりました。
しかし、引っ張って連れて行く時代は終わっていません。
かならず子供の意見を聞いて、静かに見守るだけでは解決しないこともあります。
もちろん、暴力的になることはいけませんが、もう少しだけ頑張ってと励ますこととか、送り迎えとか、いろいろな方法でできるだけ学校に通わせる努力は必要です。
「行きたくない」=「行かなくてよい」と単純に全てを片付けるわけにはいきません。
さて、不登校を考えると、それはただ単純に学校へ行かないという問題ではないことに気付きます。
この話しは単に親への励ましになるだけなのかもしれませんが、1つの考え方、見え方、見方の提案です。
それは、不登校を選ぶ子供は、簡単に選んでいないということ。
選ぶという言葉に注目しましょう。
選択肢の中から選んだということです。
「行く」か「行かない」かの選択肢しか子供にはなかったのではないか? ということを考えましょう。
たった2つしかない選択肢。
その2つの中で、「行かない」というもう1つの選択肢はものすごく勇気のある、非常に細くて暗い道だったのではないか。
なぜ子供はそんな危険な道、先の見えない、よくわからない、探しても見つけにくいような道を選んだのか。
どうやってそれを見つけたのかすら気になりますね。
その道に足を踏み入れる勇気。その先に何があるか、情報すらない世界に進むこと。それは冒険です。
ちなみに、冒険に出発しても、引き返すことができます。
👇Road of the Ringです。主人公たちは村に戻ってきますね。
ホビットたちは、悩みながら、勇気が足りない中で涙しながら、それでも回りの人が多大なサポートをしてくれていろいろと進むことができます。
なぜその進む道を選んだのか、どうやって選んだのか、それは理解につながります。
常に会話を心掛けましょう。
海外に暮らしている場合は、すでに大きな冒険の中ですが、その中にもさまざまなスピンオフの冒険がありますね。
何も救いがなさそうだったり、結局は自分の勇気や努力だったり。楽しむことは不可能です。それはホビットたちも同じでした。