引き続き、お問い合わせの内容にからめての話しです
今まで、お問い合わせやちょとした質問の場合は、コメントを利用していただき、そのコメントはみなさんに非公開のままその内容の答えになるような話しをしていました
引き続き、すぐには「返答のような話し」を書けないかもしれませんが、コメントしていきます
さて、IGCSE / GCSE は、高校卒業認定試験です
通常、この後にシックスフォームの IB DP （（高校２，３年）が始まります
つまり、IGCSE / GCSE で高得点をとったからといって、国際バカロレアのディプロマプログラムで高得点がとれるというわけではありませんが、同じ学校でそのまま国際バカロレアのディプロマプログラムに続く学校の場合、IGCSE / GCSE で低い得点の場合は、よほどがんばらないと、また子供の勉強に対する気持ちが変わらないと、IB DP での高得点は難しいです
また、IGCSE / GCSE の英語（English）科目で成績が悪い場合は、英語力に不安があり、全体的なIB DPの得点がのびない傾向にあります
IB DPの得点は、塾にはいったから、家庭教師をつけたからといって簡単に伸びません
かなり、本人のやる気に影響されます
記憶力も必要ですが、記憶力勝負ではないので、単純に詰め込んでも成績が伸びません
その点では、よくできたプログラムです
では難しいのか？
”記憶力を駆使して東大”に入るというような難しさではありません
つまり、記憶力を逆転した成績が得られることがあるということです
もちろん、それにも個人個人で向き不向きは出てきます
それでは、高校進学から、、英語力がそれほど高くない状態でIB DPを目指した場合はどうでしょうか？
英語で勉強したい、英語の勉強も好きだし、どんどん自分で勉強して、考えて、行動できる、というような子供は良い成績でディプロマプログラムを終えることもあります
逆に考えましょう
IGCSE / GCSE の成績が悪い場合はどうすればよいのか？ です
もともと、高校１年で終わるであろうIGCSE / GCSE ですが、中学校の年齢の段階で、成績のめどはついています
つまり、普段の学校での成績ですね
悪い・あまりよくないのであれば、国際バカロレアのDPの得点が悪いだろうと予測して、行動すべきです
それは、成績が高くなくても入れる大学を探す、その他の手段で大学入学をめざすなどですね
なお、IGCSE / GCSE は、科目によってどちらかになったりと、多少複雑なので、あまりIGCSEなのか、GCSEなのかは気にされないようにしましょう
それでは、Aレベルはどうでしょうか？
これは、IGCSE / GCSEとは違うので、比較はIB DPと行います
どちらを選ぶかですが、国際的にみて、Ａレベルを取得して入れる大学の少なさは気になりますね
イギリスにルーツがある子供の場合は、イギリスに戻るためにはＡレベルの取得にデメリットは少ないです
国籍のない子供の場合は、大学だけではなく、どこの国の大学へ行くかの選択肢がせばまることもあり、あまりお勧めはしません
なお、Ａレベルの成績は比較的簡単（簡単ではないですが）に高い成績になるので、これだけでは大学入学の競争において、安心できる内容になりません
最初にどこの大学の何のコースへ進学したいのかを明確に決めて行動できること、それがＡレベルを選択する必須条件のような気がします
さて、どの段階でどのコースを選ぶかです
成績がよい中学生であれば、高校の選択肢が広がるように、インター校でも成績の良い生徒は枠を超えてとります
定員がいっぱいだという場合でも、成績が良ければ学校側の了解が得られます
つまり、定員はいっぱいではなかったということですね
このはなしはまた他の話しでコメントしていきます
つまり、成績次第だということを考え、成績があまりよくなかった時に、そのまま、その学校にいられる、それでよい学校を選ぶのは、不安を除く１つの方法です
小・中・高一貫のインター校、国際バカロレア校の場合、それが可能ですが、DPへの進学が保証されないことはあります
しかし、これも、学校との相談次第ですよ