IB校やインター校では、入学時に入学金が必要な場合が多いです。
当たり前のように、100万円が飛んでいきます。
でも、海外暮らしの多くの人の場合は、会社が払ってくれるのではないでしょうか。
ある程度の高収入がある人には、もちろん安くはないですが、簡単に払える金額だと思います。
そもそも、インター校を選んでいたら、その学費が払える環境にいるわけですから、普通の諸経費は問題になりませんね。
もちろん、会社支払い上限が決まっていて、その上限以上の部分を個人負担される場合には、追加でかかってくる諸経費・諸費用はけっこうな重荷になります。
さらに、毎年授業料も値上げ、学年が上がれば上がるほど高額になります。
つまり、毎年給料があがる以上に学費の自己負担が増えてしまうというケースはよくあります。
6年間で考えると、1.5倍(つまり、100万円から始まり、150万円に)程度に上がる学校も多いです。
その他、なににお金がかかるでしょうか?
そこを知らないと、あとあと苦しくなることも。
まず、授業料に教材費が含まれない場合、毎年学年始め(8月までに支払い)に約10万円から20万円ていどの教材費がかかります。
教材費も授業料に含まれている場合は、ラッキーです。
デバイスが学校で指定される場合、つまりプライマリーやセカンダリーの低学年時には iPad や Chromebook指定で、学年が上がるとパソコン(WindowsパソコンかMacbook指定)に切り替わる場合、そのつどの購入費。
もちろん、故障した場合の買い替え予算。
これは案外かかってしまうことも。
パソコンになれば買い替えで常に15万円は必要ですから。
パソコンのクラウドストレージの契約は、月の予算数百円なので無視しましょう。
でも、モニターだとか、周辺機器とソフトウェアなども数万円程度。
スクールトリップ(修学旅行)の費用。
これは、行先によって金額が変わります。
海外旅行なら高額、その国の中のキャンプなどの国内旅行なら10分の1程度の予算。
友達と同じ場所に行きたいと言われると、高額な海外旅行コースがありますね。
30~50万円程度まで予算を。
もちろん、安いオプションを選んでくれれば数万円ですけど、無理強いできますか?
課外活動費用。
👇海外生活・留学界隈でベストセラーになったあの本。次の作品はこれです。
これは選択科目などによって変わってきますね。
年間10万円程度でよいでしょう。
さらに、試験費用。
学校内の試験ではなく、GCSE/IGCSEや IBの科目ごとの料金ですね。
それ以外にも、SATや、Pre-SATなどもありますし、知能指数テストのようなものにお金がかかったりします。学校に問い合わせしてもなかなか教えてくれません。
これらの試験費用は、全体で20万円程度ですが、学年によってはかかりません。それらは希望進路などが影響して変わってきますから、念のため考えておきましょう。
スクールバスの契約は、最初から金額が分かっているものですが、毎年値上げされます。年間10万円では全く足りません。
学校でちょこっとかかるものに、寄付金がありますね。
これは、毎回千円程度が年数回です。
無視できるものは、無視してもよいでしょう。寄付ですから。
さらに、子供の昼ご飯やおやつの予算です。
インター校には普通にカフェテリアがあります。
👇セカンダリーでこれを読んでいない生徒は、本好きとは言えません。本を読んでいるとい子供はみんな手を出す本です。シリーズものです。
お昼ご飯をカフェテリアで購入すると、並んでしまうので食べる時間が短くなるデメリットはありますが、便利です。
まあ、おこずかいをあげて、その中でやりくりしてもらうのがよいでしょう
友達のバースデーパーティー参加費。これは忘れがちです。
はい、友達が多くなれば、それだけかかってきます。
セカンダリースクールになると、勝手にカフェに行くとか、プレゼントを渡す程度ですが、小学生のうちはパーティー形式に呼ばれることも多いです。
逆に、金持ち系インター校ではクルーザー貸し切りパーティーなど信じられないパーティーがあります。参加費は無料でも、プレゼント予算が上がっていきますね。
学費とわけて考えましょう。
塾の費用。
これが深刻です。
日本語維持のための塾。さらに、帰国して中学・高校受験を考えている場合は、かなり真剣に塾通いが必要です。
毎月10万円では足りません。
追加で、インター校や国際バカロレアのプログラム対策塾。英語の塾など。
同じように予算が必要です。
もちろん、節約したければ節約できるように学校が設計していますが、子供のクラスでの人間関係に影響するので、ご注意を。