勘違いされる方が多いです。

 

国際バカロレアという教育は、べつにエリートを生み出すためのものではありません。

 

国際バカロレア教育はエリートとお金持ちのため?

たしかに、お金のかかる、つまり学費の高い学校もあります。

 

でも、それは日本の普通の学校にも、公立校もあれば、有名な私立で学費が非常に高いところもあるのと同じです。

 

文部科学省は、国際バカロレア教育を取り入れた公立校を増やそうとしています。

 

これは、日本の教育に改革が必要だけど、方法がなかなか見つからないなか、これを利用して改革できた、改革してうまくいっているという国や地域の実例をふまえた行動です。

 

つまり、働かない、なにもしないといわれる教育関連公務員の中にも、しっかり考え、働いている人がいる証明です。

 

まず、現在の国際バカロレア校の状況をみてみましょう。

 

いくつかのパターンに分けられます

 

1)国際バカロレアのディプロマプログラムで平均的高得点を獲得している学校

 

 あきらかに、エリート主義に入ってます

 入学選考にも親の年収や職業の考察がされ、

 確実に差別化しようとしています

 ただし、ちょっと問題がでてニュースざた

 になることも

 過渡期です

 もちろん学費は年々値上げされます

 

 

2)有名校の国際バカロレアコース

 

 有名進学校に多いですが、特進コース、

 医学部コース、国公立入試コースなどと同様に、

 国際バカロレアコースをつくっています

 学内の選抜は、成績がものを言うので

 成績が悪いと選択できません

 でも、国際バカロレアとしての成績はまだまだ

 上昇途中です

 もともと高い学費に、国際バカロレアコース費

 が加算されます

 

3)新しい国際バカロレアの学校

 

 模索中の学校です

 でも、入学しやすく、活躍しやすく、

 親の理解と協力があれば夢に近づきます

 学費は学校によってまちまちです

 高いところは、ニュースでもおなじみの

 全寮制だったりと

 

 

4)すでに卒業生を何度もだしている、ちょっと前からある国際バカロレア校

 

 学校の特色がしっかりできていて

 信頼できます

 生徒側、生徒の保護者の希望と一致する

 かどうかで進学先候補となります

 

 

おそらく、10年後には大きな町にそれぞれ1校は国際バカロレアコースの学校があるはずです

 

さらに、大学入試での特別扱いが年々たかまり、10年後にはほぼすべての国立大学で国際バカロレアコースの成績と面接、小論文だけで選考する入試が整います

 

今小学生のお子さんがいる場合、中学入試での選択肢、また小学校の転校を考えてみるよい機会でもあります