学校にとって、先生にとって、進路指導(なぜに指導?)・進路相談が難しいことは分かっています。
小学校から中学校
中学校から高校
高校から大学
それぞれの学校で選択肢は毎年どんどん増え、単なる普通の学校から、いろいろな教育の方法を取り入れた〇〇式教育の学校とか、どこどこの国のプログラムだとか。
先生は仕事なので、それを勉強するのも仕事です。
※良い先生は、生徒にとって良いだろうことを指導(!)してくれます。
※悪い先生は、学校の収入アップや学校の人気があがるようなことをベースに進路指導してしまいます(学校からの命令ですね)。
これら(※)は親からの視点の言い方なので、学校からの視点とは異なります。
学校を会社と考えると、分かりやすいですね。
それでも、良い先生は、合格圏の学校を教えてくれて、間違いなく合格できるような指導をしてくれます。
悪い先生は、学校の裏事情から、特定の学校への進学者数を増やすことを行います。
たとえ特定の学校へ進学させられても、その次の段階が満足いくものであれば、結果的には良かったとなります。
👇インター校のセカンダリーでEnglishの授業でも使われます。
小学校内の場合、良い先生の指導で、希望の学校に入れた「合格できた」が重要です
つまり、中学受験ですね。
多くの場合、ここでいう先生とは中学受験対策塾の先生たちです。
あまり小学校の先生は中学受験にからんできませんね。
中学生向けの受験対策の場合は、高校のコースがいろいろあるために、本人の希望(親の了解)との兼ね合いが難しいです。
偏差値問題は分かりやすく、対応しやすく、説明しやすいですね。
だから、偏差値で分けられた学校から候補をさがします。
そこに、偏差値では分かりにくい国際バカロレア高校がはいってきました。
インター校は、一条校ではないので、学校が進めることはない、選択肢に入れる必要はないとのスタンスで問題ないでしょう。
ただし、国際バカロレアの高校は、すでに文部科学省での推進が強く始まっており、中学校も無視できません。
勉強会のような、先生向けの「国際バカロレアとは?」というプログラムも用意されています。
それでも、高校の選択は、その先の大学などの進学希望を見据える必要があります。
そうすると、よほど海外志向の高い親、つまり子供には海外の大学へと考えている親ではなければ、なかなか国際バカロレアの高校を勧めることが難しくなります。
また、国際バカロレアの理解の問題で、国際バカロレアをあまり知らない親にそんな高校を勧めることの無理があります。
これが中学校の進路担当の先生にとって一番厄介な問題です。
ここが小学校とは異なる中学校の難しさですね。
一度、国際バカロレアの学校を含めた進路の構図を整理してみてください。
👇 のnote記事にまとめました