その(3)保険のこと

 

保険? って驚かれることも多いですね

でも、保険は非常に重要で、日本人が苦手なことの一つです

 

ご家庭で、いくつの生命保険に契約していますよね?

 

海外生活中であればその国の国民健康保険か、会社が提供している健康保険に入っていますよね。

 

多くの場合、医療にかかる金額は70%かそれ以上が保険金でカバーされます。

 

つまり、病気をしても、実際に支払う金額は2割だったり、3割だったり。

 

日本人の場合、個人的に生命保険(死亡保険)に加入する人が非常に多いです。

 

しかも、それに、特定の病気(ガン)などの特約をつけ、その病気になった場合の補償をうけられるようにしてあります。

 

日本の場合は、貯蓄タイプ・投資タイプの保険がなく、「生命保険を持っていれば20年後に支払った金額の倍が満期で戻ってくる」ような、高利率の定期貯金のような保険はありません。

 

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外国に暮らしている場合、その国でかかる医療費がいま契約している保険では支払い対象にならないことがあります。

 

また、それでは不足している場合もあります。

 

だから、海外に留学で渡航する場合は、学生生活で必要な医療内容をカバーする保険に加入する、保険を購入する必要があります。

 

これは、非常に重要で、保険がない状態で病気になった場合、破産するほどの費用がかかることがありますね。

 

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だから、しっかりこの保険の仕組みを教える必要があります。

 

親になにかあった場合ということも踏まえ、今契約している保険についてはなしたり、子供の留学の為の保険と、その使い方や仕組み、コストなどについてはなす必要があります。

 

お金に関する教育の一環でもありますが、ややこしいので敬遠されがちですね。

 

また、親が保険料金の支払いに対するコスト意識が薄い場合も多く、家庭で話題にならないことの1つです。

 

さらに将来外国で就職する場合は保険は給与のパッケージとして重要です。
 

まずは簡単でいいのです。病院に行く前に、保険に加入しているか、その保険のカバーの対象になっているか、保険適用される病院かどうかを調べる、とういうこと。

 

 

また、保険は保険会社が利益を得るために販売するので、私たちが保険に加入して得することはできないこと。(投資タイプは除く)

 

唯一、重大な病気・生死にかかわる病気の場合の補償がそれを上回るということだけを押さえておけばよいでしょう。

 

子供が、生命保険は加入したほうが良いのか? と聞いてくれば、「医療にかかわる保険は滞在国に応じてなにか最低1つ必要だけど、複数加入しても補償が受けれない」ことがあることや、「子供のいない独身では必要ない」ことなどが話せればよいでしょう。