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模擬国連(MUN)で賞をもらう為には?

 

模擬国連(MUN)での受賞・アワード獲得の実績は、日本でも外国でも、学校の受験、大学受験においても非常に意味があります。

 

ところが、残念ですがアジアの各国ではMUN(模擬国連)ににちょっとした問題があります。

 

模擬国連を運営する学校の学校としてのポリシーの問題。

 

模擬国連を運営する学生グループ(学生の担当者)の問題。

 

さらに、チェア(議長)を担当する学校・生徒の問題。

 

問題だらけとうことではありませんが、つまり主催側による問題があります。

 

この問題をひとことで言えば、”忖度”です。

 

つまり、自分たちと同じ学校の参加者生徒に無理やりアワードをあげてしまうことがあります。

 

つまり、受賞実績を作るために模擬国連を主催し、運営を行うという問題点です。

 

最近ではそんな裏事情を大学側もわかっているので、模擬国連での受賞が大学入試にあまり意味がなくなっているとも言われますが、いいえ違います。

 

引き続き、模擬国連は重要な課外活動で、実績は有効です。

 

もちろん、どの大会で、何の賞をいつの段階で受賞したのかを考慮されます。

 

しかし、日本の大学を受験する海外生の場合は、日本の担当者の知識不足から、まだまだどんな模擬国連でも重要なアピールポイントになります。

 

生徒の在籍校が主催する場合、つまり自分の学校で主催される模擬国連であれば、その中での受賞はあまり評価されないと勘違いされることもありますが、実際は校内の成績としてよりもかなり大きく評価されることがあります。

 

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さらに、自分の学校で主催される模擬国連に参加する、運営ボランティアをするということは、学校でのアワードや成績に特に目立つことのない生徒にとっては面接のときのアピールポイントにもなり、非常に意味のあることです。

 

その為に友人関係などでの根回しを頑張って参加しようとする生徒もいて、カオスになる学校もあります。

 

模擬国連(MUN)での賞は、大きく言って2つあることに注意してください。

 

1つは、ベストスピーカー。

 

理論立ててよく発言し、相手の反論に対峙して主張や反論を的確にこなしている生徒が受賞します。

 

これは、事前の準備から始まり、その場でのディベートの能力や積極性、発言力や一般的な問題に対する幅広い知識が必要になり、予習してしっかりと対策をとる必要があります。

 

ディベートも普段から練習する必要がありますね。

 

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この賞を取れれば大学入試で面接対策になり、もちろん事前に準備するパーソナルステイトメントにも記載できるため、ここを目指して日々邁進しましょう。

 

もう1つは、ベストインプルーブド。

 

これは、大会期間中にどれだけ上達していったか。

 

実は、これを狙う生徒が多くいます。

 

2日に分かれている場合、初日にはあまり積極的な発言を避け、後半で一気にしゃべりまくります。そうすると、この賞がもらえることが多いですね。

 

グループでこの手法を1人だけが行っている場合、受賞は確実です。

 

インチキみたいですね。

 

そのため、学年が上がってからこの賞を受賞することは意味がなく、かつ参加を繰り返して何度目かでこれを受賞することも意味がありません。

 

2回目程度の経験での受賞を目指しましょう。

 

この賞を受賞履歴に記入したい場合は、それ以前の過去の参加履歴を大学への提出書類に記入しないことですね。

 

もちろん、すこしは頑張る必要はありますが、効率良く受賞している生徒って、結局、世渡りのじょうずな生徒だったりします。

 

それを知ると、ちょっともやもやします。