特養入所の義母と面会 そして義父への不満
特養に入所している義母の面会に主人と行って来た。
7月には高齢者保険証や夏服を届けたりと、施設へ足を運ぶことが多かったが、面会予約がいっぱいで取れずにいた。
久しぶりに会う義母は、白髪の髪が長くなっていた。
コロナが流行っているので、マスク必須で、会ってすぐにチラッとマスクをずらして顔を見せた。
義母も同じ様にマスクをずらす。
義母)どうも、こんにちわ!
2人ともいい顔してるねー。
息子とその嫁と言う認識は無いようだ。
息子である主人は残念だろうけど、私は気にならない。だって、嫁姑バトルもあったし、決して仲の良い関係でもなかったから。
情が無いわけでもないけど、私の事を忘れられても他人事に思える。
きっと、母だったら違うと思う。切なくて辛いだろう。
ここに来たら、お義母さん!とかおばあちゃん、と言わず、最近は名前で呼ぶようにしている。
私)〇〇(母の名前)さんもいい顔してるね。
そう言うと、嬉しそうに笑ってニコニコした。
義母)私はバカだ!バカなんだよ。
そう言って自分の頭をポンっと軽く叩いて、笑っている。
周りの人達が、どう言えば喜んで、どうすれば笑ってくれるのか分かってしているようにも思える。
しばらくすると、昔の何かあった話なのか、妄想なのか、誰かに追いかけられて怒鳴られて怖かった、と話す。
以前も怒られた話をしてたなー。
楽しかった事は?
そう聞くと
義母)いっぱいあったよ、楽しかったよ。
そう答えた。それ以上は話さないので、聞くのもそれまでにした。
面会時間の15分はあっという間に過ぎた。
玄関まで見送りましょう、そう職員さんが言って車椅子に乗った義母を連れて見送ってくれた。
子供の様に手を振る義母、車椅子に座っているせいか小さい体が余計に小さく見えた。
先月、毎月届く、特養からの連絡の封書に
「父ちゃんと畑仕事したよ、夏食べた父ちゃんのスイカは美味しかった!」そう、話してくれました、との担当職員さんからの手紙がついていた。
父ちゃんとは義父の事、そして大好きな人、と言っている。
職員さんからの父ちゃん会いに来て!のラブコールを読んでも面会すら行こうとしない義父。もう何ヶ月も会っていない。
ちょっと、それはないんじゃないかい!
嫁の私が言っても聞かないので諦めた。
そして今、義姉が東京から来ているが、駅まで飛んで(車)迎えに行くの、どうなの?
駅より施設は近いんだけど。
忙しい中、2週間は滞在して、何もしないお客様がいるストレスが重なり、私は爆発寸前だ。
私もお客様になりたい。