誰も住んでいない実家の荒地の庭 | 紫陽花の咲く頃

誰も住んでいない実家の荒地の庭

久しぶりに行った今は誰も住んでいない実家は荒地の庭となっていた。


手入れをしていないとこうなるんだよ!

そう亡父がぼやいていそうだ。


父よ!手入れしていないようでしていたんだね。


これは、主人に何とかしてもらうしかないかな? 雑草が、と言うより、木々の枝達がボサボサだ。


家の2階の部屋の障子が破れているので、破れている所だけでも張り替えようかと思ったが、建て付けが長年の歴史が入り過ぎて動かず…。手が上手く届かない為、思い切って、障子を大部分剥がした。


部屋が道沿いで丸見えなので、少しでも見栄え良くと思ったが、諦めた。

カーテンを閉めて誤魔化そう。


この部屋は、母の裁縫道具部屋になっていて、古い着物地や、生地、ミシン、糸etc、手芸屋さんばりに物が溢れている。


そんな中で、好きな裁縫をしていた母。まだまだ沢山の材料があるのに勿体無いなーなんて思ってしまう。色々作る気でいたんだろうな。


残念な事に私はそれらを使って出来る腕がない…。


その中に良さそうな裁断ハサミがあったので、拝借しますね、お母さん。😅


一通り掃除機をかけて、すっきりしたようなしないようなままだが、帰る事にした。



家と実家の中間に母の入所しているグループホームがある。


帰り際、寄ろうかと思っていたのだが、ついつい通り過ぎてしまい(分かっていて)又にしよう!と呟いた。


ごめんね、また会いに行くから待っててね。



グループホームでの母の様子の写真

  料理をしたり、編み物をしたりしている姿が映っている。

笑顔で暮らしているのが垣間見え、有難い。

職員さん、ありがとうございます。