特養入所の義母 久しぶりの面会 | 紫陽花の咲く頃

特養入所の義母 久しぶりの面会

久しぶりに特養に入所の義母の面会に主人と行って来た。


お盆に義姉とその娘(姪っ子)が面会に行った時は対面だったが今日は、窓越しでの面会だった。


コロナが又、流行り出しているとの事だ。

対面だと思ってたので、少し拍子抜けしてしまった。


広い廊下のフロアで、施設内と外との出入りが出来るガラスドア、職員さんに連れられて車椅子に乗った義母が来た。


ぼそっと「痩せたな。」と主人が呟く。


私達を見た義母は満面の笑みを浮かべて、


「ずっと、一緒にいたんだよ、良い人だよ。」と職員さんに話をする。


でも、息子の名前も忘れちゃったね。


話が聞こえるように、お互いにマイクで話をする。義母側には、スピーカーが置いてあるので、私達の話がよく聞こえるようになっている。


職員さんが義母の為にマイクを持って、口に近づけてくれた。


その瞬間、マイクに食いつきそうになり、職員さんが慌てて口元から離した。

思わず大笑いしてしまったが、それを見て義母も笑っていた。


私)食べ物じゃないよ。🤭


そう言い、又笑った。


けっして、仲のいい嫁姑でなかったし、主人(息子)も、ここ数年、母が認知症になり、目に余る行動に認知症だと分かっていても怒鳴る事が沢山あった。


それなのに、良い人だ、ずっと一緒だったと顔をくしゃくしゃにして笑顔で繰り返し、そのうち一緒に帰りたいと口にした。


帰りたいと言ったのを初めて聞いたな。


そんな会話の繰り返しの中、義母が眠いから寝たいと言い出した。😅


思ったままの気持ち。


又来るね!そう伝えて、施設を後にした。


小さい義母が又小さくなっている姿は切なくなったが、マイクに食いつきそうになった義母を思い出し、笑いながら帰った。


対面が早く再開しますように。


そして、職員の皆さん、本当にありがとうございます。