マンション管理組合とは、マンションの持ち主がみんなで作る団体です。
マンションの共有部分や敷地をきれいにして、住みやすくするのが目的です。
管理組合は、法律に従って、会議を開いたり、ルールを決めたり、管理者を選んだりします。
マンションを購入すると、自動的に管理組合の一員になります。マンションの管理について、一緒に考えることになります。
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管理組合は、「理事会」という会議を設けます。
理事会は、マンションの持ち主の代表者が集まる会議です。理事会では、理事長や副理事長などがいます。
それぞれの役割に従って、マンションの管理をします。理事会は定期的に開催されます。管理会社から報告を受け取ったり、マンションの問題点などを話し合ったりします。
また、管理組合は毎年1回「定期総会」という大きな会議を開催します。
必要なときは「臨時総会」という会議も開催します。総会は管理組合の最も重要な会議です。大規模修繕や管理会社の変更など、重要なことについて決定します。
管理組合の役割は、マンションを適切に管理して、住みやすくすることです。それによって、マンションの価値も守ることができます。管理組合が行う主な仕事は、次の3つです。
- 管理費や修繕積立金などのお金の管理
- 共有部分や設備の掃除や点検などの日常的な管理
- 大規模修繕やリフォームなどの計画や実行
管理組合ができることは、主に以下のニつです。
- 管理権:マンションの共有部分や設備などを安全かつ清潔に保つことや修繕することができます。また、火災保険や地震保険などに加入することもできます。
- 代理権:マンションの共有部分や設備などに関することで、持ち主を代表して行動することができます。例えば、管理会社と契約したり訴訟したりすることがあります。