少し私の人生を振り返れば、今のところ黄金期は、４０歳代だったように思います。
それぞれの年代でうれしかったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、
があり、総じてよいことが多かったのが40歳代でした。
家庭、友人、仕事、すべてが充実したものでした。
煩わしいものからの解放！ きっかけは広島への転勤でした。
１９９０年から２００１年まで、まさしく４０歳代を広島で過ごしました。
妻と子供が一緒に広島に来てくれたので、家庭環境も良好でした。
広島の人情が私に会っていたようです。
私は、友人ができにくい人ですが、多くの友人ができました。これは、驚きです！
基本的に遊興が苦手でしたが、
ゴルフ、スキー、宴会など積極的に参加している自分を発見しました。
仕事では、小さな支店だったので、技術の責任者として思うように仕事ができました。
自分が理想とする仕事をすることができ、人脈も増えました。
本社での会議では、積極的に発言するようになりました。
会社での存在感が増し、一目置かれるようになったのを感じました。
自然に昇進していきました。
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何よりも広島には、美があります！
北に行けば、中国山地の山並み、南に行けば瀬戸内の海。
平和大通り、平和公園、広島城……。
広島には、人情があります！
私のような転勤族にも優しく接してくれます。
友人がたくさんできました。 今まで、友人らしい人間に利用されてばかりです。
今でも、広島での友人の方が多いです。
広島には、路面電車があります！
１１年間、路面電車で通いました。
路面電車は、心地よくゆっくり走ります。 ゆとりがないとガマンできないかもしれません。
ゆとりのない生活から解放された気分です。
広島には、宮島があります！
四季折々の美があります。 夏の花火は見ものです。
広島には、深いキズがあります！
８月６日午前８時１５分。 鎮魂の一日です。
８時１５分ごろに原爆ドーム前を通過する路面電車で通勤していました。
８月６日は、路面電車の中で黙祷している自分がいました。
広島が私の中に染み透っているおかげで、悲しみもあります！
広島の友人の訃報を聞くようになってきました。