整体師さんとの会話から 凝り編 | 太乙堂鍼灸院の冷えとり日誌

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太乙堂鍼灸院 
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札幌市中央区の鍼灸院 太乙堂鍼灸院では東洋医学の考えに基づく積聚治療(しゃくじゅちりょう)を行なっています。

 とある所で整体師さんとお会いする機会があり、人のカラダに関するお話になりました。

 まぁ、当然ですよね。手技手法は違えども、お互いに人様のカラダを扱っている訳ですから。

 お話進めていくうちに「こり」についての話題になってきました。肩こりの「こり」ですね。

 なんでも、最初はとれやすい「こり」も、だんだん硬くなり緩みにくくなってくるという事例があるそうです。
 
 その「こり」はどうしているのと聞かれました。

 皆さんはどうしますか?

 
 まず「こり」ってだいたいの場合悪玉の役回りですよね。

 「こり」があることによって、「こり」がある場所の血液の流れが悪くなる、その結果まわりの筋肉も固くなり関節の動く範囲も狭くなる等等。 

 だから「こり」はとらなきゃならない。緩めなければならないと考えます。

 確かに局所的に考えていけば、その考えは事実であると考えられます。「こり」が固く、大きいところの周辺の筋肉や関節は、固かったり可動域が制限されていることが多いです。

 その「こり」を緩和することにより、筋肉が柔らかくなったり関節の可動域が広くなる事例もよく見てきました。

 ただ、その「こり」がまた同じように固くなり、大きくなっていく過程も見てきました。

 また固くなったり、大きくなっていく「こり」に対して、直接何かしらのアプローチをして「こり」をゆるめ、何日後かにまた固くなりを繰り返し、結局はガチガチになってしまった筋肉。

 こういう事例は意外と多いんです。「こり」に対して直接的なアプローチをする所に頻繁に通っていると。

 なんでこういうことになってしまうのかについては、様々な意見を聞いています。
 
 筋性防御といって体の外から頻繁に強い刺激を加えられると、その外からの刺激に負けないように筋肉が固くなっていく。

 もしくは、外からの刺激によって、筋繊維が傷ついて固くなってしまう等。

 もちろんそういうこともあるとは思います。

 でも僕は、ここで少し視点を変えて「こり」を全体的に考えてみようと思います。

 全身で考えた場合、「こり」って悪者ではないように感じます。むしろ必要だから身体が作ったとも言えるのではないでしょうか。

 カラダって大なり小なり歪んでいるものなんです。

 鍼灸の学生だったころ、整体をメインに治療をしている鍼灸治療院にいたことがありますが、みんな歪んでいました(笑)。

 歪んでいない人なんて見た事がありません。

 そういう現実を見ていくと身体は歪む、歪んでいくと考えたほうが現実的。

 歪んでいく身体ですが、その中でもバランスを取りたい。バランスを取ろうと身体は反応します。

 その反応の一つが「こり」であるように感じます。

 なので、その「こり」を解消したいのであれば、全身の歪みを小さくすることが重要。

 というより、「こり」を必要としない身体にしてあげれば、カラダが勝手に「こり」をなくしてくれる。

 局所的に考えるか全体的に見ていくかで、同じものを見ても考え方って全然違うものになります。




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