昨年の「新語・流行語大賞」のトップ10に、睡眠の質を改善させるとうたった乳酸菌入り飲料の名前がランクインしました。
ブームが起こった昨年上半期には、スーパーなどで品切れが続出し話題となりました。
今でも売り場で見かけると、まるでお宝を見つけたような気分になります。


ヘルスケア製品や医療機器の開発・製造で知られるフィリップスが2020年に世界13ヵ国1万3千人の成人に対して行った調査によると、日本人で自身の睡眠の質に納得している人は約3割だったそうです。
加盟30ヵ国を対象に経済開発協力機構(OECD)が2021年に行った調査では、日本の平均睡眠時間は7時間22分で最下位だったとか。
一説には、人生の3分の1は睡眠時間に費やされ、その長さは28年間にも相当すると考えられている中で、改めて「よい睡眠」が注目されています。
コロナ禍によって私たちの生活が一変し、在宅時間の過ごし方が見直されたことも要因の一つといえるでしょう。



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