10月号の表紙は彼岸花です。


細くまっすぐな花茎を伸ばし、その頂に鮮烈な赤い花を咲かせる、妖艶という言葉がぴったりな植物です。


彼岸花の強烈な存在感をどう表現しようかと考えたときに、秋の彼岸の頃に突如として群落となって現れる習性が頭に浮かびました。


選んだ器は、大地を突き破ってぐんぐんと成長する勢いのよさが引き立つ、植物の種子のような丸い陶器。



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小原流教材カタログ「花もあ」

実ものをいけることが多くなる秋。

 

 

9月号の表紙には、蔓梅もどきや栗といったお稽古にもよく登場する花材ではなく、あえて、アダンの実を選んでみました。 

 

 

マットな緑色のかたまりの中に存在する幾何学的なフォルムを眺めるうちに、ふとミルクブッシュを合わせてみたくなり、だんだんとパキポディウムのようなシルエットになっていきました




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落語が好きな私としては、8月になると怪談噺が恋しくなります。


落語に興味をもったきっかけこそが、偶然耳にした桂枝雀の「幽霊の辻」でした、今は柳家喬太郎がお気に入りです。


そんなこともあり、華やかさと不気味さを兼ね備えたアンスリウムを、8月号の表紙に選びました。




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