9月はお月見で知られるように、昔から月が美しく見える時期と考えられています。


近年「ストロベリームーン」や「スーパームーン」などの言葉を耳にするようになりました。
月の満ち欠けは暦を知る重要な手掛かりであり、日本ではかつて太陰太陽暦が使われていました。
北米に暮らすネイティブアメリカンは、季節の移ろいや月の周期を目安に農作業や狩猟を行い、ストロベリームーンは野イチゴの収穫期である6月の満月を意味するそうです。


一方、スーパームーンには「はっきりとした定義がなく、多くの方は〝とても大きな満月〟くらいの意味で使っているかもしれない」のだとか。
「スーパームーンとは何か」という答えは出せないそうですが、印象深い言葉には何ともミステリアスな月の存在を感じます。


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