今回は、既に発売されている
「婦人画報4月号・花のことづて(季節・歳時の花をご紹介する連載企画)」
の作品挿花の様子をレポートします。

宏貴家元は「小原流家元 小原宏貴さんの桜」のテーマのもと、
本桜を主材に挿花しました。

撮影場所は銀閣寺参道と日本の道百選の「哲学の道」の近く、日本画家橋本
関雪が半生を費やして大地に描いた理想郷「白沙村荘」。存古楼と呼ばれる
画室を中心に、関雪自身の設計による庭園は約10,000㎡に及び、大小の池の
周囲には平安・鎌倉期の石灯籠、石仏等の石造美術など約180点が配置
されています。

掲載の4月号は、春たけなわの「桜特集」。暖かなイメージで構成されて
いますが、撮影当日の1月20日は最高気温8℃の非常に寒い日となりました。

小原宏貴オフィシャルブログ「家元のひとりごと」Powered by Ameba-ことづて201204

温室で開花調整された満開の桜・レンギョウの横にはカイロと火鉢が用意
され、撮影の合間に家元は悴んだ手を温め感覚を取り戻しながら挿花し
無事に撮影は終了しました。

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