≪大阪府支部連合会 専門教授者講習会≫

家元考案の新花型花奏の講習会が大阪・南御堂で開催されました。
大ホールを埋め尽くした1,000名の大阪府下いけばな教授者は、宏貴家元による四世夏樹先生の花舞以来26年ぶりの新花型デモンストレーションを熱心に見入りました。
まどかを使った日頃のお稽古にもすぐに取り入れられそうな作品から、大王松や錦松による展覧会場であるが如くの豪華な作品まで合計7作。
多くの教授者が熱心にメモを取る一方、随所に家元のユーモア溢れる話が盛り込まれた大変楽しい充実した二時間はあっという間に過ぎてしまいました。
終了後、御堂筋に出ると落葉した銀杏の絨毯が敷き詰められ秋の深まりを感じました。

家元のひとりごと-大阪講習会02
家元のひとりごと-大阪講習会01

≪神戸ビエンナーレ2011 いけばな未来展≫

港町神戸らしさを目一杯表現した、『海中の塔(monument undersea)』出品の神戸ビエンナーレ2011いけばな野外展に引き続き、同いけばな未来展最終期(14期)に家元は作品挿花されました。
今回は大震災の影響により従来の運送コンテナではないビルの中に作られた疑似コンテナという特殊な環境となりましたが、野外展作品のイメージを盛り込みながら、室内という限られた空間で大海原の花を表現されているようでした。

家元のひとりごと-未来展03
家元のひとりごと-未来展02
家元のひとりごと-未来展01