住めば都


僕はその言葉を結構信じている。
どんなにボロいアパートでもそこはそこで何か良い事が見つかると本当に思ってる

ただそれは、日本に限った話なのです

バカンスしに来てその国の良い所だけを見て
楽しんで帰る。それはそれでとても素敵で
とても無駄が無いと思う

しかし私の目的は語学だったため、、
言葉を学ぶ事が目的だったために、、
英語が分からないストレス、、
それでも日本語は見たくないというジレンマ。。

学校のロビーには
島々を回るツアー!!
鯨をみにいこうー!!
みたいな張り紙があり行く気が無いのに何故か暇な時には、その安っぽい張り紙を意味も無く熟読していたくらいには頭が疲れていたと思う

住めば都の嘘つき!!

(最終的には本当に住めば都でフィリピンも好きになりましたが
この頃はそんな事すら考えられず)

だから、、来てしまった。。

私友達いらない!フィリピンに学びに来たの!
と思っていたが、、グループレッスンにいた男の子と話していると、、たまたまたまたま私の友達のフットサル仲間だということを知り、、うそーん、そんな事ある??と
奇跡を感じ、、何だかんだ日本語も喋りたくなってしまい、、誘惑に負けてしまった、、と思いながらも、
友達が出来たのだ、、

そのおかげで少し近くのモールに来る事が出来た。
一人だったら来なかったであろう。。これもまた良い経験になるであろう

学校の場所はなかなか田舎にあるけれど
タクシーに30分も乗ればこんなにでかいモールがあるというのだフィリピンライフ
とゆうかフィリピンにはモールがめちゃくちゃあります

因みにタクシーは本当に隙あらば、ぼったくって来ようとするのでメーター付けてとすぐ言った方が良いですぞ。。

因みにタクシーは激安なので、30分乗っても1000円かからないかくらい。
最近はフィリピンタクシーはぼったくられるというのが認知されて来たためか、奴らは大げさにぼったくろうとしないで、、
280pesoになりまーーーすと言って
こちらが300pesoだすと。
ああ、お釣りないよーーと、とぼけられ
問題起こすのも面倒くさいし、、
50円くらいいっか、、精神をうまく利用してきます
僕もハイハイって感じで何回かぼったくりを許容してしまいました。。

解決法は中々無く、運転手によって運なので。

みんな必死なんだなと
僕も負けじと頑張って生きなければと謎のライバル意識を燃やすしかなかったのです、、


携帯の電波がある人はUberというタクシーアプリの方がぼったくられにくいし、綺麗な車できてくれるのでそちらを使う方が少し安心ですな!田舎だとドライバーは少なくなるので仕方ないですが、、



inモールでは、
高校生みたいにファストフード食べてー
安い洋服みてー、
いやー入口の警備員めちゃくちゃ銃ぶら下げてるやーん
こえー、、写真撮ってもらいたーーい。と思いながらも

兎にも角にも物価が安いですな。と
お金貯金して老後は東南アジアに隠居が流行っている理由分かりましたとです

僕がおじいになる頃はきっとどこも物価が同じくらいになっているのだろうが、、、、



モールで一番したかった事は
本屋さんで英語の本を買う事でした!
広すぎるので店員さんにbook storeはどこですか?と聞いては、聞き取れず。。お、オーケーと言って
違う店員に聞いては、お!今回は言ってる事はなんとなく分かったぞ!
と思ったら反対だよと言われていて

それを繰り返していくうちに、もはや、
え、、店員さんが分かってなくて適当に言ってるんじゃね!?となる現象が来てしまう。

因みにそこのモールの地図みたいなものを見ても、本屋さんが何て名前なのかも分からないし本屋のマークとかも無かった為絶望でした。

モールめちゃくちゃでかい、、越谷レイクタウン並みかそれ以上。

本屋たらい回し事件に疲れながらも
店員さん達に勝手に疑心暗鬼になっていた私は
警備員に聞くことに

エクスキューズミーwhere is the ブックストアー?
と聞いたら、はあ?と言われて
まじか!こんな言葉も通じないのか!?悔しすぎ!と思いながら
ブック!ブックストア!
ん?なにそれ?という感じでで言われて
えーと、I want to study,,english book..text book..えーと、、reading..えーと、と言ったところで、

あー!わかった!わかった!あんたが言ってるのは
ボックストアね!ブックじゃないよ、ボックって言うんだよ!


え、、ボック??そうなん?
いやブックは間違いですか?と聞いたら

うん、ボックストアーって言わないと分からないよー
と。

カタカナみたいな発音でボ!!と発音されて

うわ!そうなのか勉強なるーー!
いやまさかブックの本当の発音はボックなのかーと
一瞬なりかけるも。
いや、、ぜってー訛りかなんかだ。。
聞いたことないもんボックってと
日本人皆んな間違ってるやん、、おかしいだろそれは、、

疑心暗鬼が増すのであった。

無事本屋さんにたどり着いた
そしたら新劇の巨人の英語バージョンがあったため
お!これなら知ってるし読みやすそうとなり。
無事購入。


帰りはタクシーの列がすごい並んでるが、、私達の手段ははこれしかない為に門限に間に合うかドキドキしながら、携帯も使えない私達はただただ待つのであった
とりあえず待ち時間に新劇の巨人チラ見するかと封を切ると
わーすげえーー漫画特有の英語なのかな、、
全然読める単語がないなあと、ペラペラ読み進めては三ページ
私は気づくのだ
言語がまさかのタガログ語。。。。
フィリピンの言語だったのだ、、、

ショックショック🤯
タイトルのATTACK ON TITANという英語表記に騙された。。

いやーーモール行くだけでこんなにも色々新しい事を学べるなんて。。
ただタクシーに乗りモールに行く事ですら億劫になりそうな日でした、、



p.s 後日タガログ語の新劇の巨人は読めないので鉄仮面先生にプレゼントをし。
警備員にボックストアって言われたんだけどと言うとそいつ英語喋れないやつなんじゃない?と言われ。
いやー自分に自信無いだけですぐ他人を信じたくなってしまうもんなんだなあと、、
でもあの人は本気でそう思ってるのかもだし、ボックでもブックでもどちらでも伝わるんじゃないのか、、うーーん、言葉って何だろう、、と
どんどん深みにはまってしまいそうでしたので
とりあえずは彼のは訛りという事で私の中では完結しましたとさ、めでたしめでたし


つづく